太平洋でマメサクラ
![[朝4時過ぎの日の出]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2019/06/tms190608-000.jpg)
先週は今季初の太平洋釣行、しかしめぼしい成果なく終了・・。
とはいえ、しっかり偵察はしてきた。
今週末は用事があってあんまり時間が取れないけど、コンサドーサさんがそっち方面に出撃するとのことで、コラボさせていただいた。

日付が変わる頃に現地着、先に来ていたコンサドーサさんと合流すると、いっときイワシの群れが来て1匹上げたとのこと。
・・ところでこの写真に写ってる釣り人、前にも釣り場でお遭いしてる大漁くんさんだったとあとで判明、びっくり!
投光器の下はガヤだらけでマメイカの気配なし、そのまま移動することに。

次のポイントもそこそこ賑わっている。
まずは様子を拝見すると、光の下にイカの姿が!
いるなら可能性あるでしょと、ここでイカ狙いに決定。
空いてる場所に二人で入り、投光器を入れて釣り開始。
すぐにデカいマメイカが群れで光の下をチョロチョロし始めた。
でも食い気なさそう・・無視してキャストで探ってると、コンサドーサさんが光の下のを掛けた!
あれっ、やる気あるんかい!
とすかさず私も近場責めにチェンジ・・。

1.8号ラトルのイワシカラーに来た!

続けて連発!
今夜は定番のナチュラルカラーメインでイケそう。
ところがやっぱり渋くて、そう調子よくは続かない。

1.3号にサイズを落としてみると、乗った!
そのあとも、スローフォール系、ナチュラルカラー系で、渋い中ボチボチ上げていく。
しかし、正面からの北風が冷たい!
だんだんガクガクになってきて、それでも気合いでがんばる。

また乗った!と思ったら、エギにイカは付いてなくて、上の方、スッテを付けるあたりにイカがぶら下がって上がってきた。
あれ?スッテ付けないでエギ単なのに、何で??
よくよく見ると、リーダーのノットのすぐ上あたり、PEラインにマメイカの足が1本、絡んでた。
笠針なしでイカ釣った・・達人の空気投げみたいだけど、これはまったくの偶然、マグレ。
きっと、ノット部分を小さいベイトと勘違いして、つかみに行ったのかも。
そのあとはイカの反応が極端に悪くなって、寒さも限界、朝マズメも近付いてきたので、エギングはいったんお開き。

正味2時間ちょっとで11杯のツ抜け、不調の今期としてはじゅうぶん、御の字。
さて、お次はサーフでサクラねらい。
先週ハネを見た偵察ポイントに移動。
まだ暗いうちからサーフに立って、マズメのプライムタイムを待つ。

日が出る前、霧がどんどん深く立ちこめてきて、遠くの方はかすんで見えなくなってきた。

波はおだやか、上げ潮で満潮近く、弱い追い風と、最高に釣りしやすいコンディション。
だから釣れるかは別の話だけど。
ミノーでも飛距離が出て使いやすいので、ローテに加えてキャストを続ける。

釣り人は広大なサーフに数人。
夜明け近くには霧も晴れてきた。
4時過ぎに朝日が昇って4時半過ぎ、遠投ジグのただ巻き中間付近でグングンッ!とヒット!
そんなに大きくなさそう・・でもそこそこ引きは強い。
ちょっと離れてやってたコンサドーサさんに合図して、寄せてくる。
近くに来て水面で暴れかけたので、竿を下げて水中ファイトに戻し、小波に乗せて一気に浜に引きずり上げる!
上がった!と思ったら、フックがスポーンとすっぽ抜けた!
でもギリギリでランディング成功。

そんなに大きくないけど、太平洋だとこんなモンかな。
ちょっと鋭い、オスっぽい顔付きの、太くていいサクラ。
2年前にもここでメスを釣って、太平洋サクラは2本目。
その後も近めでハネがあったりしたけど、次は続かず。
サーフで他に上がったかはちょっと分からないけど、人が来てるってことはやっぱりポイントなんだろうし、でもどの程度釣れる場所なのかな。
やっぱり通い慣れた日本海とは勝手が違って、ポイントも気配も釣り方もよく分からないまま、今回もたまたま掛かってくれた感じ・・。
このあと私用があるので6時に切り上げ、偵察続行のコンサドーサさんと別れて帰札した。

自宅にて測定、48cmだった。
ヒットルアーは岡ジグAT30のフローレンスグリーンゴールド。

さばく段になって、「あれ?これサクラマスだよなぁ?」とちょっとふいんきが違うっぽく感じたので、細部をチェックしながら進めた。

第一印象は当たりで、オスだった。
それと、太平洋のサクラは見慣れないから、ちょっと違和感感じたのかも。
結論、ギンザケでもマスノスケ(キングサーモン)でもなくサクラでした。
まあ、そりゃそうか。

全部切り身にして、まずはフライパンで焼き、甘酢あんかけで美味しく戴きました。