2023北限のアオリイカ開幕

エギング,釣り,アオリイカ 4 件のコメント 釣り満足度:80%

[曇天の午後]
[曇天の午後]

今回はアオリじゃないイカの話から・・。
「北海道でケンサキイカって釣れるの?」 「ケンサキ釣れた!」って話が秋から冬にしばしばエギング界隈で出るんで、気になって去年の11月に本場の山陰地方からケンサキイカをお取り寄せして調べたことがあった。

この時は結論出なくて持ち越しになった。
んで最近、また本州からお取り寄せしてみた。

和歌山産ケンサキイカ
和歌山産ケンサキイカ

今回は和歌山市の雑賀崎(さいがさき)産、届いてみたらなんかまた思ってたのと違う!
外套長(胴長)が15cmほどと小さめでずんぐりしたフォルム、同じケンサキでも去年の「ブドウイカ型」に続いて今回のはどうも「メヒカリイカ型」っぽい。

ヤリイカに一番似てる「ゴトウイカ型」の入手に今年も失敗・・ってそれはそれで何か楽しくなってきた。

さて、去年のブドウイカはご丁寧にも墨袋が取り除かれていたけど、今回は付いててよかった。
ケンサキイカの特徴として墨袋の上に「発光器」がある・・とモノの資料には書かれてる。
発光器がどんなブツなのかはネット上で見つけられなくて分からないんだけど・・。

赤い器官?
赤い器官?

なんか赤いのが付いてるけどこれのことかなぁ。
思いっきり間違ってる気マンマンだけど・・。
3杯解剖した段階ではまだ不明。
残り9杯、時間あるときに解凍、解剖して調べてみよう。
そして来年こそはゴトウイカを入手しないと。

シーフードカリーに
シーフードカリーに

解剖したメヒカリイカは一緒に買ったサルエビとシーフードカレーに突っ込んでスタッフが美味しくいただきました。

アオリイカやってみる
アオリイカやってみる

さて、しばらくぶりの平日釣りチャンス、ショアマイカは色々ときびしい状況になってるんで、アオリイカを狙いに来た。
北限?のこのエリア、これまでで一番早くアオリ出したのは9月16日、さてさて10日も早く今日開幕できるかどうか・・午後遅出で夕方までやってみる。

深場ポイント
深場ポイント

まず最初に深場ポイントからスタート。
ここは沖からの風をさえぎるものがなくて風波が強め。

まずごみ拾い
まずごみ拾い

沖に向かって切れたラインが一直線に伸びてた。
こんなん放置して帰るなよな・・。
長~いのをグルグル巻き取って回収したあと、タナと方向を変えて探ってみたけどエギを追ってくるのも見えないし、見込み薄そうなんで早めに移動した。

ポイント2箇所目
ポイント2箇所目

2箇所目は沖からの波が遮られてていい感じ。
風向きもジャストの追い風。
浅い側からていねいに責めていくと、ちょい深方向の沖目でズシッときた!

アオリキターッ!
アオリキターッ!

この時期にしてはじゅうぶんサイズのアオリイカをキャッチ!
北限エリアでもアオリイカ成長早いな~。
この具合だと今年の北限はもっと北まで上がるのかも。
今日は1杯キープさせていただくことに。

いると分かればやる気もアップ!さらに広範囲に責める。
ちびっこアオリが何度か足元まで追って来るけど、チョンチョンになかなか乗ってこない。
しばらくして沖目でまたヒット!

ちびっこ触腕キャッチ
ちびっこ触腕キャッチ

今度は小さめの触腕キャッチ、でも2.5号にちゃんと反応してくれた。
2号とか小さいエギはできればアオリには使いたくないからうれしい。

さらにおチビちゃん
さらにおチビちゃん

3杯目はさらに小さいのが手前近くでケイムライワシに来た。
さっきから追ってきてたちびちゃんかも。
さて、いい時間帯になってきたけどもう1箇所試したいポイントがあるから移動。

ポイント3箇所目
ポイント3箇所目

3箇所目はワイドに狙えるポイント、1回横風の沖目で掛け損ねたあと、追い風遠投方向でズンッとヒット!

今日イチサイズ
今日イチサイズ

4杯目は今日イチのサイズ、といってもまだ小さいけど。
成長に期待してリリース。

今日4杯のうち3杯キャッチしたこのエギ、最近入手したエギ王Qライブ(廃版)2.5号のダークブルー/銀テープ。
Qライブシリーズってカラーバリエーションがすごく多くて、現行エギ王にない系統のカラーも多々あるからお気に入りなんだけど、さすがに入手が難しくなってきた・・。
このカラーは久々の大当たり!?

このあとは反応なく、日没の18時までやって切り上げた。

久しぶりに食べてみる
久しぶりに食べてみる

キープした最初の1杯は82gだった。
反応5回確認できたし、これはもう開幕って言っていいでしょ。

アオリイカ一夜干し焼き
アオリイカ一夜干し焼き

一夜干しにして焼いて美味しくいただきました。

・・ところで久しぶりの本気アオリイカエギング、ツツイカ狙いと一番違うのは強く素早いシャクリ(ジャーク)でエギを跳ね上げないと釣れない、という点(個人の感想です)。
なんでか、アオリイカってパニックベイト的なアクションに異常に反応する。
ツツイカ狙いのようなヌルいアクションはほとんど無視、いつまでたっても釣れない・・。
北海道でマメヤリメインに釣ってるエギンガーさん(自分もそうだけど)がアオリイカ狙うとき、ここが一番のポイントじゃないかな。

んなワケで、今回も思いっきりしゃくってたらまだシーズン的に慣れてないのもあって手首が痛くなってしまった・・。
手首になるべく負担掛けないためには・・まずはタックルの軽量化かな。

ロッドはこれ1択
ロッドはこれ1択

でもロッドはもう変えようがない。
アオリイカ用におととし導入した宇崎日新(アレス)ブルーポーター EG 7.4 SLOW 、7.4フィートと短くて負担は小さいし調子もベスト、自分にすごく合っててお気に入り。

今日使ったセフィアBB
今日使ったセフィアBB

今回使ったリールはサブのセフィアBB、使い勝手とかまったく問題ないけどちょっぴり重め。

ヴァンフォードで負担軽減
ヴァンフォードで負担軽減

マイカ用タックルに付けっぱだったメインのヴァンフォードはやっぱ軽い。
これに換えればちょっとは負担減るかな。

腕時計も外すべし
腕時計も外すべし

そもそもタックルどうこうよりも利き腕に付けっぱの腕時計、これを外せばだいぶ違うかも。
あとは釣りしながら「釣れる省エネシャクリ」を会得すべし!だな。

Posted by ごンた