ちびちびペンシル
![[日没と月の出]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2023/08/amf230829-000.jpg)
今年の8月は記録的猛暑のせいでこの時期のお楽しみ、ショアマイカが惨敗続きで釣果ゼロ・・。
月末になっても海水温が全然下がらない異常事態だけど、あきらめ悪く月ボーズ回避を目指して平日休みに出撃を計画。
地球温暖化が確実に進んでる・・でもひとつ、暑いおかげでちょっと期待してることがある。
北限のアオリイカが高水温進行で成長よくて早い時期から釣れ始めたり、ふだんの年よりデカくなったりしたら・・!
これまでで一番早くアオリイカ釣れたのは・・おととしの9月16日か。
おととしの夏も前半はすごく暑かった。
今年はずーーっと暑い・・こんだけ暑いの続いたら8月末でもじゅうぶんアオリイカ釣れる可能性あるかも。
とゆーことで一応、アオリタックルも用意して行ってみた。
まず明るいうちにアオリ実績ポイントに行ってみると、今までなかった「立入禁止」の表示が・・。
8月にここ来たのは初めてだし、あんまり耐久性なさそうな簡易な掲示だから夏限定のおまじないなのかも・・そう信じたい。
でも今日は入れないので、港方面に行ってみた。

釣り人がめっちゃ少ない。
ジグとエギをちょっと通してみたけど、なんかダメっぽい。

ちょっと移動してこっちはどうかな。
まずジグで反応ないのを確かめたあと、アオリイカ探索で2号エギをキャスト。
シャクリとフォールを繰り返しながら手前まで来ると・・ん?なんか付いてきてる?
数杯のアオリイカ・・やっぱりいた!
めっちゃ小さいけどシャクリへの反応はいい・・これ掛けられないかな。
定番の足元チョンチョンフォール作戦で何度目かに抱いたのを目で見てアワセ・・ヒット!

極小サイズだけど今シーズン初アオリをキャッチ!
やっぱり今年は間違いなく早い。
記念撮影のあとリリース。
もうちょい、調査続行。

もう1杯、これも足元でキャッチ。
手持ちの中でチビアオリに実績一番のエギ王Qライブ(廃版)ハイコントラストの2号ピンク金グロー、いい仕事してくれます。
あとは小サバの群れが追ってきたり、フグに絡まれたり・・沖目で一度ヒットしたけど掛けそこなって終了。
次は夜のマイカ会場へ。

海はおだやかでいい感じ、でも平日とはいえこんな過疎ってるってことは・・。
ここは混み合うのがイヤでいつも隅っこガラガラの方でやってるけど、せっかくなんで一番先っちょの特等席へ。

水温は・・ジャスト25℃、下がってない。
昼間の人が帰って、夜は全体で3人スタートかな。
お隣さんもイカということで、暮れるまでの間にちょっと情報交換。
だんだん暮れてきて釣り開始。
しかし見渡す限り漁り火ゼロって・・。
エサ巻き中心に重めのやつとかジグ+スッテとかも交えながら深ダナ中心に広く探る。
・・明らかにイカじゃない反応が何度も伝わってくる。
そしてエサがボロボロになったり、魚っぽいのがヒットして途中で外れたり・・こりゃ間違いなくフグのしわざ。

やっぱり。
フグのせいでスローに責められないからふだんよりピッチ速めにエギを操作。
それでも猛攻に遭ってしまう・・。
お隣さんは早々に切り上げて、近くに誰もいない中、ぼっちでがんばる・・。
暮れ始めは無風だったのがだんだん斜め追い風が吹き始め、そして爆に近くなる中、風に乗せて遠投、沖目の深めを集中的に狙う。
22時前、2.5号20gのティップランエギにキビナゴ載せたやつになんかヒット!
まーたどうせチビフグとかでしょ!
・・あれ?この手応えはもしや・・。

おぉ!マイカちゃん!
ほぼペンシルサイズだけど今月の初マイカ、うれしいぃ~!
でもこのあと続くとはまったく思えないから、写真撮ってリリース。
・・このあとは無事に何もなく、定時より30分早く上がった。
今日もけっきょく見事な貧果、でもこんな状況の中ボーズ回避しただけでまぁオッケー。
アオリイカも始まった?ことだし、これで何とか秋イカシーズンにつながったかな。