雲丹丼・神威岬・アオリロッドテスト

エギング,旅行,釣り,ウニ丼,グルメ,ボーズ,小樽,神威岬,積丹,野の花 0 comment 釣り満足度:50%

[新日フェリーの航行]
[新日フェリーの航行]

7月はウニの季節、わが家の夏イベント「ウニ丼ツアー」を今年も計画。
私の平日休みに妻も合わせてもらって、自宅を早めに出発。

札幌はまだ「まん防」期間中、釣りの出先では店に一切立ち寄らないマイルールを設定中。
でも今回は釣りじゃないので、夫婦で対策万全にて行って食って帰ってくることに。

岩太郎商店初訪問
岩太郎商店初訪問

今回は初訪問の田村岩太郎商店へ。

平日早めの時間で、そんなに並んでなくてよかった。
開店してすぐ席に座れた。

今日は名物の「朝うにぶっかけ丼」はないけど、ウニは赤白どっちもあるみたい。
赤(バフン)はさすがにお高い!
ふたりとも白(ムラサキ)のどんぶりをオーダー。

ウニどん!
ウニどん!

・・この旨さを上手く表現する言葉が見つからない。
大満足で店を出て、まだ早い時間、神威岬に行ってみることにした。

久しぶり、神威岬へ
久しぶり、神威岬へ

お昼前に着いて、やっぱり平日なのとコロナ自粛、それにインバウンド不在でかなり人は少ない。
岬の先までは結構な道のり、どこまで行くかは妻次第で歩いてみた。

積丹ブルーとオニシモツケ
積丹ブルーとオニシモツケ

薄曇りの空からときおり陽が差して、積丹ブルーが映えること。
斜面のあちこちでオニシモツケの白い花が咲いている。
・・さいきん、海岸の植物観察がちょっとしたマイブーム、今回も写真撮って調べてブログに書こっと。

斜め45度の木とエゾニュウ
斜め45度の木とエゾニュウ

岬には中高木がまったくない。
かろうじて1本発見、樹種は分からないけど約45度に傾いで立つ姿(風衝樹形と言うそうな)から、ここの風の厳しさが伝わってくる。
手前のセリ科の白い花はエゾニュウ、これもあちこちでニョキッと花を突き出してる。

エゾカンゾウ(黄)とエゾノヨロイグサ(白)
エゾカンゾウ(黄)とエゾノヨロイグサ(白)

エゾカンゾウが険しい斜面に濃い黄色のアクセントを付けている。
白いセリ科はエゾノヨロイグサ、一見そっくりなエゾニュウより小さめ、花序は丸っこい。

ハマフウロ雄性期(雌雄異熟)
ハマフウロ雄性期(雌雄異熟)

可憐なハマフウロ(エゾフウロかも?)の花。
この写真のようにまず雄しべが先に出て熟して、あとから雌しべに入れ替わることで自家受粉を防ぐ仕組み。
へぇ~、うまくできてるなぁ。

コバナアザミと水無立岩
コバナアザミと水無立岩

水無立岩を背景に咲くコバナアザミ(チシマアザミかも?)。

エゾノカワラマツバ
エゾノカワラマツバ

エゾノカワラマツバ(キバナカワラマツバかも?)の目立つ黄色い花を望遠で寄ってパチリ。

アサツキ
アサツキ

野生のアサツキ(エゾネギかも?)がこんなところに。

けっこうな道のり
けっこうな道のり

振り返ると、岬のだいぶ先まで来た。

白いピラミッド
白いピラミッド

ゴールの手前に「白いピラミッド」が出現。
砂岩の露頭、昔、浅い海の底だった名残ということかな。

砂岩層の露頭
砂岩層の露頭

砂岩が浸食で削れて、中に埋まってた火山岩?が出てきておもしろい自然の造形になってる。
ここを越えたらすぐ、岬の先っちょ到着!

神威岬の絶景
神威岬の絶景

神威岬の絶景!
天気もまずまず、波もおだやかで積丹ブルーを堪能。

帰りに釣りポイント偵察
帰りに釣りポイント偵察

岬からの帰りは、これから夏の釣りに向けての釣り場チェックを何カ所か。

対アオリイカロッドのテスト
対アオリイカロッドのテスト

そしてさいごにオマケ釣り時間をもらった。
ここは対アオリイカ用に買ったロッド、アレス ブルーポーター 7.4スローのテストに費やす。
前回テストでは小型エギでのマメイカ試し釣り、今回は実際アオリで使う2.5~3.5号のエギでテスト。

2.5号と3号はいい感じ、3.5号は使えるけどちょっとつらい感じも出てくる。
ショートロッドで飛距離はあんまり出ないけど、その分シャクリはすごくやりやすい。
今シーズンはこれでアオリイカやってみよっと。
今日の水温は19℃台、今釣れちゃったりしてもゼンゼンいいんだけどなぁ・・。

何か跳ねた!
何か跳ねた!

風景写真を撮った瞬間、魚が「パシャン」。
おっ、何だろう。
水中には何かの稚魚が無数にキラキラしてて、それを食ってる魚かも。

アメマス?うろちょろ
アメマス?うろちょろ

よく見てると、時々50cmぐらいの魚が行ったり来たりしている。
近くを通った時に凝視すると、体側に水玉があるような・・アメマス?
でもボラ(メナダ)の可能性も高いかも。

さて、1時間ほどタックルテストして戻るとクルマがない。
妻が買い物に行ったのと入れ違い、それじゃあと磯方面で戻って来るまで時間つぶし。

磯もちょいチェック
磯もちょいチェック

こっちでも魚が磯沿いに行き来してる。
今日はエギしかないので対応不可。
この動きはやっぱりボラかなぁ。
しばらくして妻から連絡、本日終了。

崖の上のエゾマンテマ
崖の上のエゾマンテマ

帰る途中、岩場の高い所に野の花発見。
マンテマの仲間まではすぐ分かるけど、そっから先は写真撮って家で調査。
・・在来のエゾマンテマ(環境省・北海道の絶滅危惧Ⅱ類指定)だった。

アオリイカは秋にベビーサイズもよく見かけるから、この時期この辺に親サイズがいてもいいと思うんだけど・・。
でも確率低いやつを狙うのは、個人的にやっぱ難しいよなぁ。

Posted by ごンた