思い立ったが小樽
![[ナゾタイヤの磯]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2021/03/ohm210322-00.jpg)
次の釣り候補日は月曜、だけど天気予報は強風と波高めで海はどこもきびしそう。
さすがに釣りはお休みかな。
・・ってことで朝ふつうに起きたら、何だか天気はいいし、我が家のあたりはそよ風程度。
これなら釣り行けんじゃね?ってことでバタバタッと準備、8時半に家を出てとりあえず小樽に向かった。
そんなわけで今日はノープランの釣り、港内で何か相手してくれないか、やってみるかな。

最初の偵察ポイントは・・なんと無人!
これじゃあ偵察のしようもないけど、感染リスクゼロだし、いっちょここでやってみっか。
さくっと釣り場決定、虫エサで1本投げておいて、横でホッケ狙いのジグキャスト。
今日も投げ竿代わりに、今は亡きダイコーのクロスブリードCBSS-111SRSを使用。
そしてホッケロッドも同じくダイコーのさらに古いモデル、プレミアシリーズのPMRS-92MLを持ってきた。
以前小樽港でデカい車のタイヤを掛けて海面まで引き揚げた伝説のロッド・・。
お気楽な釣りは、昔のタックルで遊んだりするのも楽しい。
すると1投目からジグに反応あり・・幸先よくホッケキャッチ。
自己基準より小さいのでリリース。
これは期待できるか?と思ったところが、なかなか次が続かない。
しばらくたってやっと2匹目、追い風遠投の中、手前寄りでヒット。

これまた基準未満でリリース。
手前にホッケいるならと、無人ポイントの超わがままメソッド、ほぼ真横キャスト・・ヒット!

これはまずまずのサイズ、でもどうしようかな・・。

こういう時は迷い箱行き、いったん保留。
しかし、その後は再び沈黙・・。

投げの方もスターフィッシュ(ヒトデ)のみでダメ。
そんじゃあ早め昼食してどっか移動するかな。
迷い箱の中のホッケ、ときめくか、ときめかないか・・。
1匹じゃあしょーがないし、断捨離でリリース。

メシ屋さんに行く途中、南防波堤を偵察。
外海側も思ったよりゼンゼン波がない!
でも予報が悪かったせいか、それともクロガシラチョンチョンは終わっちゃったのか、人ガラガラ。

今日のランチは「とろり庵」さんのあんかけチャーハンをチョイス。
かなりボリューミーだけど、プリプリ海鮮とシャキシャキ野菜、そしてパラパラチャーハンが絶妙なトロリ餡に包まれてスルッとのどを通過、美味しく完食させていただきました。
さて、午後の部は偵察から。

ここが今、小樽港で一番人気かも。
しかし、ぱっと見では釣れてるようには見えなかった・・。
さっき南防波堤見て、外海側もイケるかなと、次は磯に行ってみた。
完装備して、崖を下りてポイントに向かう。
しかし、こっち方面は沖からのうねりが入ってきてかなり波が高い。

こんな波の中でがんばって、いいことあるのかな。
ちょっとみなさん、無理しないでね。

自分の基準では、これは間違いなく釣り不可のレベル。
竿を振ることなく撤退、崖を登ってクルマまで後退。
時間的には次がラストポイントかな。
某港ポイントに行ってみると投げ師がひとりだけ、ちょうど平物を上げたところ。
よし、ここでやろっと。
こんちはーどうですかーとごあいさつ、「川ガレイばっかだ」とのこと。
それでもいい、カレイ釣りたい!
・・そういえばみなさん「川ガレイ」って呼んでるけど、標準和名は「ヌマガレイ」。
でも釣り場で「ヌマガレイ釣れた」なんて言ったら「なにそれ新種?」って返ってきそう・・。
たしかに河口近くに多くいるから、沼的なところからの命名なのかな。
でも上流側にもかなり刺さり込んできて、豊平川でも幌平橋近くでいたことあるし、やっぱり川だよねってことで。
このポイントは思いっきり横風なので、かなり距離を空けて釣り開始。

1本投げておいて、ルアーロッドの方はエサ付けて投げたり、ブラーしたり、ジグ投げたりいろいろ試す。
すると港内側でジグに反応。

はい、そこのチミ、ルアーに反応しなくていいから。
ルアーはギスカジカ2匹で撃ち止め。
さて、放置プレイの投げ竿をあおるとズシッと重い!
何か来てる!川ガレイ?
巻いてくるにつれて重量感マシマシ、でも胸壁越しで姿は見えない。
手前まで来て、えいやっと引っこ抜いた!

良型のカレイ、しかも川ガレイじゃない。
えーっと、マガレイ?うん、マガレイだ!
ラッキー!
思いっきり針飲み込まれてて外れないので、ハリス切ってバッカンへ。
そのあとは続かず、16時過ぎに終了。
カレイは活かして持ち帰った。

メジャーを当てると36cm。
釣りなし休日のはずが一転、思いつきで出掛けて、いいおみやげもできて楽しかった。

さっそく血抜きしてさばくと、おなかには卵入り。
煮付けにして美味しくいただきました。