マイカ初入釣ポイントにて
![[ストライプド夜景]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2021/08/sfm210804-00.jpg)
連日の猛暑でバテ気味・・とか関係なく、イカさんに暑中アタックをお見舞いしたいところだけど、海の中も酷暑で厳しい日々。
それでもショアマイカがこのままフェードアウト・・なんてゼッタイ納得イカない!とゆーことで、今回は場所を変えてイカ狙いでは初めてのポイントに行ってみることに。
ただ、この2日から北海道に再び「まん防」が出されたばかり、マイ対応ポリシーもちょっと引き上げて、現地で釣り場以外の場所に立ち寄らないのと、この記事の公開も少し遅らせることにした。

道中、あちこちの道路端で白い花、ノリウツギが咲きまくってる。
札幌界隈だとそんなに多くは見掛けないけど、こっち方面はたくさん自生してるのね。

我が家の庭でも園芸品種(ライムライト)がちょうど咲いてて、これは花序がデカくて迫力ある。
でも原種の花も素朴で風情があっていいなぁ。
現地には早めの16時前に到着。
まだ蒸し蒸しして暑い!
直後にパラパラと降り始めて、このあと雨雲が通過する予報、まずは夜に備えて車内でプチ仮眠・・。

雨が上がって水温測定・・前回と場所は違えどまったく同じ24.6℃、ここも高いなぁ・・。
17:30でまだ明るい中、イカ狙いで始めてる人がポツポツいるんで、自分ものんびりと2.5号エギからスタート。
マイカは暗くなってからが勝負だろうけど・・と思ったら、お隣さんがいきなりキャッチ!
「えっ、明るいうちから釣れるの?」ってのと「あれ?小っちゃいけど・・」と思っちゃって、思わず訊いてみた。
「ここで釣れるのって大体こんなサイズなんですか?」「ですねー」
そっか、小さいのか・・ちょっと目算がはずれたけど、手持ちの駒で何とか対応できるはず。
ここのみなさんにはウキ釣りは人気ないのかひとりだけ、あとはエサを付けたテーラーをルアーロッドでキャストして狙ってる人が多いみたい。
私はまず、ツツイカティップラン用のエギ、今は亡きナオリーDDスパイダー20gにキビナゴを巻いて試してみる。
思いっきり遠投、まだ明るいから深めかなとタナまで落としてしゃくってポーズ・・すぐに反応あり!

幸先よくマイカをキャッチ。
やっぱり小さめだけど、この厳しい状況でぜいたく言ったらバチが当たる・・ありがたくキープ。

すぐに2杯目、なかなか反応いいけど、もうキビナゴがボロボロに。
エサを鶏肉にチェンジ。

やっぱり鶏肉の方が丈夫で使いやすい。
イカ用のエサは鶏肉メインで、キビナゴはワンポイント用に少しあるとベターかな。
ここで釣り人さんからお声かけが。
「もしかして、ブログやられてる方ですか?」
「あっ・・は、ハイ。」
私のブログを見ていただいてる方だった。
帰ってから確認したら、1年ちょい前の苫マメ記事に「クロさん」のお名前でコメントいただいてた。
クロさんと少しお話しして、ここのイカ情報など詳しくお訊きできてとってもありがたかった・・感謝。
今夜はちょっと離れたところでご夫婦で釣りされるとのこと。
さ~て、基本情報はおかげさんでバッチリだし、あとは釣るだけ!
ところが夕マズメから暗くなる時間帯で色々試しながらやってたら、なかなか反応が出なくて苦戦・・。

なんとか、エサ巻きジグの遠投でキャッチ。

暗くなってもレンジが上がらなくて、ティップラン的に深ダナでポツポツキャッチ。
今夜は間違いなく渋い。

厳しい時間帯が続いたあと、22時台に少し群れが回ってきた。
2.5号エサ巻きでキャッチ、キャッチ。
途中、エサなしエギでも1回反応あったけど、今夜の渋さだと使いどころが難しい・・ここは素直にエサ巻きで勝負。
さーて、このあと何時までやろっかなぁ・・。
明日も休みなので夜更かしオッケー、終わり時間を午前1時に決めた。

3.5号エサ巻きはイカが小さめでちょっと使いにくいけど、一番軽いV0でスローに、じっくりと渋イカ攻略。

今夜は周りのみなさんもあんまり釣れてないようで、早い時間からどんどん離脱・・日付が変わる前にはほとんど帰っちゃった。

ラスト1時間は反応激減・・予定通り1時に終了。
あ~難しかった。

20杯ぐらい行ったかな?と思ったけど届いてなくて17杯だった。
今年のマイカはここまで60~80g台と例年よりかなり小さいけど、今回はさらに一回り小さくて平均54gだった。
それでもこの異常な猛暑・高水温の中でショアマイカ釣りが楽しめるだけでありがたい。
時間帯別のキャッチ数。
18時台:3杯 19時台:1杯
20時台:3杯 21時台:1杯
22時台:6杯 23時台:2杯
0時台:1杯
ペース(釣れ始め~釣り終了):約23分に1杯・・
このあとイカを下処理してて気付いたのが、今回は寄生虫(ニベリニア)がまったく付いてない。
人には無害だから最近はまったく気にしなくなったけど、今年も釣ったマイカのほとんどに付いてる感じだったから、ここのイカに寄生皆無なのはちょっと不思議。
まぁ同じマイカでも場所が違って系群も違えば、寄生の状況も違って当たり前なのかも。

大きめのを一夜干しストックに回して、残りは中華風の炒め物に。
小さいマイカは身が柔らかくて美味しい。
でも釣りではもう少し大きいマイカがいいな・・。
(2021/8/18 記事公開)