夜イカからの朝サクラは・・
![[だっぱーん]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2022/04/ihh220426-000.jpg)
イカもマスもここんとこいいの釣ってないんで、両方欲張ってキャッチしようと平日休みの前日、夕食後に速攻で札幌を出発。
まずは夜のイカの部、某港に行くと釣り人ポツポツ、投光器は全体で3つほど点いてる。
ライトの人のとなりが広~く空いてたんでここにポイント決定、どうですか~と声を掛けさせてもらうと、イカは全然ダメとのこと。
光の下には15cmぐらいのマイワシ?っぽい群れが来ていた。
22時スタート、斜め後ろからの強風でかなり寒いんで万全の真冬装備、まずはライトなしで色々探ってみる・・うーん、何も反応ない。
隣人が去っちゃって明暗の際がなくなったんで、ここで投光器オン。

魚しか来ない、イカが見えない。
今夜はダメかなーと、それでもネチネチと中層を通してたら、ライトの近くでグンッと重みが乗った!

良型のマメイカちゃん、アンタいたのね。
この1杯を手がかりにして今夜のパターン探し、さらに色々試す。

ちょっと時間掛かったけど、カラーはピンク、タナは中層、ライトの真下からちょい先まで、これでしばらくマメイカ責め。

エギを2.2Sから1.8BSにチェンジ。

強風で軽いエギだとラインに引っぱられちゃうんで1.8Bにチェンジ、タナまで早く落としてそこから誘う釣り方に変更。
光の下にマメイカたちがだんだん姿を見せるようになってきた。
エギにはガン無視じゃなくてわずかに反応する感じ、自分の好きな「渋出し」の状況でマメイカちゃんをエサエササギに引っ掛けてポツポツと上げていく。
光の下に追っかけっこ中のヤリイカが一瞬姿を見せた。
いるならヤリイカも狙ってみるかな。
エサ巻き2.5号で遠投、浅め中層をスローに誘いながらトレース、手前近くで反応。
アワセるとマメとは違う引き、重さ・・ヤリましたね!

立派なオスヤリだった。
すかさず柳の下にエサ巻きを送り込むと・・2匹目はマメイカだった。
その後もヤリイカは来ないんでエギに戻して狙ってみる。

ヤリねらいの2.5SSに来たのはマメイカ。
マメイカねらいに戻した。

イワシとかリアル系は今夜反応悪いんで、オレンジにローテしてキャッチ。
午前2時半、もうこの時間で何となーく空が明るくなり始めたんで夜の部終了。

ヤリイカもいいのが1本出たし、まぁまぁ納得の釣果かな。
撤収して朝の部の会場へ。
ここに入るのは今シーズン初めて。
まだ真っ暗だけど、かなり手前側に先行車1台。
いつものポイントには一番乗りでひと安心。

ちょい早い時間帯からポイントに立って、明るくなるのを待つ・・。
ときどきちょい高めの波が立ってるけど、暗くてまだ状況の判別がつかない。
まぁどっちみちこの朝はここで時間までやって終わるつもりだからいいけど。

明けてきて釣り開始。
予想通り、波がぶつかって手前がちょっと濁ってる。
それに、波も時々高めなのが連続して、サクラマス狙いにはあんまりよくない状況かも。
見える範囲で釣り人は他にふたり、獲物なしで去ってぼっちになり、時間は午前7時を過ぎた・・。
それでもがんばってると、フルベイトのピンクにヒット!
よっしゃー!
しかし5秒後、ちょうど来た波のてっぺんに魚が乗った瞬間にフックアウト・・。
イヤーン、またバラシィー・・。

たぶんサクラマス、くやしさと引き換えに命拾いしたね。
と、負け惜しみをつぶやいてみる。
その後は何もなく、予定通り8時に終了。
夜イカからの完徹でこれ以上は釣りムリ。
帰る途中で限界近くなって某道の駅Pで仮眠、すっきり復活してから無事に帰宅した。

マメイカは19杯、ヤリイカは外套長(胴長)30cm、全長40cmの「尺ヤリ」。

マメイカはご近所さんに少しおすそ分け、ヤリイカはデリッシュキッチンのレシピでさっと調理、柔らかくて旨味たっぷり。

マメイカは冷蔵庫にあった野菜と煮物に。
どちらも美味しくいただきました。