積丹プチ観光と小樽ヤリ出し
![[朝、焼けました]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2019/05/oyc190506-000.jpg)
連休も残り2日になった5日に、妻と余市~積丹方面にプチ観光に行った。
まず余市のスモーキーなお店でランチ、そのあと積丹にドライブ。
海が穏やかだったので、美国の水中展望船に乗ることに。

ちょうど船が出たところで、待ち時間に港でちょっとエギ撃ち・・反応なし。

船が戻ってきて、さっそく乗船。
前回乗ったときは海外の観光客が多かった。
今回は国内客が多かったかな。

海中はこの時期透明度が低めであんまり見えず、それでも春の海の景色を堪能。
途中、ヤリイカ・サクラマスの定置網があって、今年はどちらも記録的な不漁だそうな。
ウミウやカモメも、いつもの年より少ないと言っていた。

帰りはお約束のパンミミ撒き。
カモメに混じってカラスが、海面のパンを器用に拾っていた。

陸に上がって、せっかくの積丹なので、1時間もらって近場でサクラねらい。
射程距離のチョイ先で数回サクラが跳ねた!けど、無情にもタイムアップ・・。
さて、仕切り直して夜は小樽でヤリイカねらい。
22時半にまず南防に入ってみた。
駐車場はほぼ満車、テーラー釣りの人が多い。
ちょっとやってみたけど、イマイチ釣れる気がしなくて、すぐに港内偵察の旅に。

車内からざっと見たり、チョイ竿振ったりで都合7箇所チェックするもピンと来なくて、最後はいつものポイントへ。

一瞬、ヤリの群れっぽいのが見えた気がしたけど、魚かも・・。
でももう、ここで腰据えてやってみることに。

投光器を入れると、あっという間にガヤだらけ。
日付が変わる頃に釣り再開、しかしヤリの群れはゼンゼン回ってこない。
1.8~2.5号のエギで探るも、海中からの反応なし。
ここで、新発売の1.3号エギ(ナオリーサイトハンター1.3BS)を試してみることに。
ライトなメバルロッドでキャスト、1.3号でもそこそこ飛ぶし、思ったよりも沈下速度早めかな。
すると、近めでズン!と重みが・・乗った!

写真はピント中抜けでボケボケだけど・・今季小樽の初ヤリキャッチ!
しかし続かず・・。
1.8Sに替えて停泊船の際ねらいに反応アリ、掛からなかったのでそのまましばしフリーフォール・・からのアクションで・・乗った!

コレ、群れに当たってるかも。
素早く次のキャスト、シャローレンジで・・来た!

いい感じで追加できた。
しかし遠目で群れの動きが見えず、どこか行っちゃったようで、それっきり止まってしまった。
そのうち、ドンッと何かが掛かった!けどウンとも動かない。
中層なので、浮遊ゴミか巨大昆布か?
スプールを押さえてあおると、少~しだけ動いて寄ってくる。
しかし、魚っぽい感触は皆無、メチャ重いだけ。
以前、同じタックルでカジカを掛けたときと似てるけど・・。
少しづつ寄せて、見えてきたのは・・。

クラゲ?じゃない、巨大なビニール袋!
しかも水パンパンに入った状態。
エギが袋にがっちり掛かってて、0.1号ラインじゃ絶対上がらない。
仕方なくタモで引き上げようとしたら、袋の端がちぎれてエギを無事回収。
袋も回収したかったけど、膨らんだままでタモでも上げるのが厳しく、そのうち届かないところに行ってしまった・・。
釣り人のゴミとは限らんけど、誰にせよヒトの責任だよなぁ・・。

ゴミ以外の反応がないまま夜が明けてきて、朝マズメのイカの反応も確認したかったけど、眠気がもう限界に。
さくっと切り上げて家に帰った。

今回小樽のヤリイカねらい、結果は3杯に終わったけど、釣れただけでもヨシとしないと。
どれも同じようなサイズで、写真の一番上だけオス。
メスは子持ちだった。
同サイズで較べると、オスメスの違いが何となく分かった気がした。
オスの方が胴がスリムだけど身が厚くて、ゲソはオスが全体に大きめ・太め、じゃないかなぁ。
さっそくピチット干しで仕込み、卵はアルミホイルの上に広げて、その日の夜に焼いて美味しく戴きました。