吹雪の苫小牧でニシン狙い
![[とま夜景]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2019/01/tyn190105-000.jpg)
年明け最初の週末は天気が悪くて、日本海側のイカ狙いは厳しそう。
ワカサギにもまだちょっと早いし・・。
太平洋側行くとしたら・・大ニシン!ということで、苫小牧に行くことにした。
港のけい船図を見ると、今夜は20時過ぎに空くポイントが多い。
妻も付いてくることになり、苫小牧で夕食を食べたあとに釣りの予定で、夕方に札幌を出た。
ところがかなりの降雪で、高速も一部通行止め、渋滞に巻き込まれ、札幌を抜けるのにえらい時間が掛かった。
その後も吹雪で視界が悪い中、太平洋側に出さえすれば雪も落ち着くはず・・。
ところが、やっと着いた苫小牧もかなり雪が降ったようで、着いてからも時おり吹雪もよう。
まずはひと休み、ブレイクタイムの夕食を葡麗紅(ぶれいく)でいただいた。
「夜露死苦」みたいな、昭和なセンスのネーミングがナウい(死語)。
さて、腹ごしらえしたあと、港へGo!
妻は車内待機、トイレに勝手に行けて、また釣り場に迷わず戻って来れて、ニシンが期待できる場所・・。

雪が降りしきる中、Y埠頭は作業灯がフル点灯で明るい。
でも釣り人はほんのパラパラ。

15cmほど積もった雪をよけて、釣り座を確保。
作業灯で明るいけど、手前の岸壁の影も照らせるよう、投光器を設置。
21時過ぎに釣り開始。
今日の狙いは大ニシンとキュウリ。
先にサンマと塩イソメの餌で投げを1本入れておく。
本命の大ニシンは9号バリのサビキで狙う。
撒き餌して水面下・・釣れない。
じゃあ底・・アタリあり!
でもこのアタリって・・

やっぱり、ガヤかよぉ~。
年中ここにいるし、アンタたちがサビキに付くと、ニシン狙うのが面倒になるんだよなぁ。
ガヤとの長い戦い、掛かっては外してリリース・・。
どのタナを探っても、フルレンジでガヤが反応してくる・・!
ちょっとひと休み、キュウリ狙いでスプーンに餌を付けて底を引くと・・いい感じの手応え!

ソイでしたか。
でも遊びはほどほどに、やっぱりサビキで本命ニシン狙いをがんばらないと!
ガヤとの終わりなき戦いの中、底からチョイ上で今までと違う、食い上げのような反応・・コレはもしや!

いいニシン、キターッ!
コレは大ニシンと言っていいんじゃないかな。
群れが寄って続くか・・連続で来たぁ!
のはやっぱりガヤ・・。
ニシンらしい反応は、その後なし。

後半、やっと雪が止んできた。
苫小牧も今日だけで20cmぐらい積もって、こっちでは大雪じゃなかろうか。
しかし、釣れるのは相変わらずガヤのみ。
となりのロックの釣り人は、ソイがポツポツとのことだった。

その後も釣り人は少ないままだけど、港は雪上走りに来てるクルマで賑わっていた。
釣りは24時で切り上げ、札幌に戻った。

ニシンは32cm、尺越えだと大ニシン?
獲物はこれ1匹なので、丁寧にさばく。

おなかに卵が入ってた。
数の子好きとしてはうれしい。

ニシンの刺身と焼き数の子、美味しくいただきました。