イカゴロでカジカ&追加でマメイカ
![[カジカとイカの釣りへ]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2016/11/skm161112-00.jpg)
Y君からカジカ投げ釣りのお誘いを受けて、何とか調整して出撃。
場所は積丹先端方面。
道中、余市から先は沖に漁り火がたくさん見える。
最近「戻りマイカ」が上がってるらしい。
どうしてもイカが気になり、途中、いつもの漁港をプチ偵察。

金曜夜のお楽しみ中、いつものポイントにも明かりがたくさん。

みなさん雨の中、エギングを楽しんでおられます。
特にマメイカは、北海道では漁業資源としてあまり利用されてないので、釣って楽しみ、美味しくいただけるのはとってもヨイこと。
先行してたY君と小漁港で合流。
すでに港内でカジカを1本上げていた。
雨は降ってるけど、風と波はほどほど、気温もあまり下がってなくて、まずまずのコンディション。
今日はイカゴロでカジカを狙う初めての釣り、一応タックルと市販仕掛けは持参したけど、餌はY君に用意してもらい、レクチャーを受けながら釣り開始。
・・投げたら待つだけ、と思ってたら、定期的にイカゴロを撃ち込んで匂いでカジカを寄せる、という感じ。
それでも竿1本だと待ちの時間ができるので、港内の少し離れたところで投光器を入れてエギを投げてみた。
港内はかなり浅くて、サヨリとウミタナゴ?が少し寄ってきただけ。
外海が荒れたら可能性はありそうだけど、今夜はイカの気配はなかった。
カジカの方もその後反応がなく、私だけちょっと抜けてイカ狙いで近くの磯に乗ってきた。
距離的にはそんなに離れてないけど、こっちは風と波がかなり強い。

沖には漁り火がバンバン。
見える範囲で数えてみたら、MAXで25も出ていた。
戻りマイカ狙いでイカジグを投げるも、結構荒れ気味で釣れる気がしない。
結局何もなく、カジカ釣りに戻って、近くの岩場混じりの砂浜にポイント移動。
ワンドの左右に分かれて、まもなくY君がカジカをキャッチ。
私も釣り方が分かってきて、ポイントを探しながらイカゴロ撃ちに精を出す。
・・すると、「ゴン、ゴンゴンッ」という分かりやすい、デカいアタリ。
竿を大きくあおると、ズシンという重量感!
根ズレしないよう、一気に巻き上げ・・

なかなか立派なカジゴンをゲット!
イカゴロふたつ、丸呑み・・
その後もすぐアタリがあったけど、途中ですっぽ抜け。

最後に小さめカジカを追加した。

口の中、丸呑みイカゴロのとなりにカニさんが・・

カジカ釣り、釣り方が分かるとなかなか楽しい。

Y君が釣ったカジカ、明らかに別種。
カジカ類は標準和名と通称名が入り交じっててすごくややこしいけど、Y君調べによると、左の頭が平べったい方がトゲカジカで、右の丸い方がギスカジカ(どっちも標準和名)とのこと。
釣り人はこの辺全部ひっくるめて「カジカ」とか「マカジカ」とか呼んでいる。
ちなみに通称名ギスカジカ(標準和名ツマグロカジカ)はコイツ。

美味しくないのにたくさん釣れる嫌われ者・・
朝マズメは海アメ狙いで野塚へ。

波は少々あるけど、じゅうぶん釣りはできる状況。
時期的にはそろそろ海に下りてると思うけど・・

私たちの他には1人、しかし気配なく海アメはボーズ。
ここでY君と別れて、帰る途中、またイカの様子を見に漁港に立ち寄った。

イカ釣りの人が結構いたので、どんなもんかなと少し竿を出してみると・・

あっさりマメイカキャッチ。
「できればヤリイカを」と、2.2号のエギ+スッテでキャスト。
中層下で大きめにしゃくって糸フケでアタリをみる釣り方で、ほぼ1キャスト1ヒット!

ただし、全部マメイカ。
途中、ズッシリした重量感で「ヤリキター?」

と思ったらダブルマメ、というのが3回ぐらい。
エギが大きめだったので、8割ぐらいがスッテに乗った。

1時間弱、23杯で切り上げた。
明るい時間帯にこれだけ活性が高いのは久しぶりで、楽しかった。

カジカの胃の中は小さいカニさんがぎっしりだった。

カジカは汁に、

マメイカはガーリックバターソテーにしていただいた。
釣りと味の両方を楽しめて言うことなし。