積丹ショアマイカ、高水温から復活?
![[月灯りの夜]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2021/08/nmk210823-000.jpg)
コロナワールドになっちゃった去年から、このブログも状況に合わせて都度対応を変えてて、今は釣り記事の公開を自主的に2週間遅らせている。
自分は基本、過密系の釣りとは縁遠いし、記事のせいでヒトが集中したり地元の方に迷惑掛ける可能性は低いと思うけど、念のため・・。
逆に言うと、記事作成にたっぷりと時間を掛けられる・・いいのか悪いのか。
そうなるとふだんなら記事にしない、釣り以外の些細な日常のことなんかもついつい、ぶっ込んでしまう。
このブログを見てくれてる方って、たぶん新しい釣り情報だけほしい!って方がほとんどだと思うけど・・。
そーゆー方は以下の不要部分をさくっとスルー願います。
・・わが家は妻がコーヒーオタクかつ、夫婦で味の好みが一致してるんで、毎日美味しいコーヒーをいただけている。
自宅用の豆の入手先は、かつて愛飲していたリヒト珈琲が2014年頃にやめちゃってからしばらく迷子状態・・。
でも家から近いさわの珈琲店、今年で創業51年のここの豆にたどり着いて、さすらいの旅に終止符が打たれた。
・・ある残暑の日の午後遅く、外出のあと久しぶりに夫婦でさわのさんに寄ってアイスコーヒーをいただいた時のこと。
店内に1枚残ってたイベント案内カードにハスの花をめざとく発見。
残念ながらイベント期間はもう過ぎてた・・でもマスターご夫婦曰く「ハスの花はまだ見れるはずだよ」。
ってことで、お店を出てさっそくその足で向かった。

場所はこれまた家から近い山の手の浄国寺、今までノーマークだった・・。
銭函の浄土寺もここも、ハスってやっぱり仏教と切り離せないよなぁ。

無人の境内で見学させていただく。
池と容器とで、かなりの規模で育ててた。
見頃のピークは過ぎてても、まだ咲き残ってる花が少しだけあって、拝むことができてよかった。
写真展も毎年開催されてるようなので、来年はそちらも含めてぜひ。
以前自宅でハスを育ててたときは、植替えとか冬越しとか、色々大変だった。
でも楽しみも多かった・・またやりたくなってきたかも。
ちょっと余談・・北海道でスイレンを見掛けることはちょこちょこある。
でもハスはすごく少ない・・皆無に近い。
そのせいか、スイレンの花のことを「ハス」って呼ぶ人が北海道は特に多い気がする。
ハスとスイレン、どっちも池とかの水辺で咲く、よく似た花だから仕方ないけど・・。
間違わない方法のオススメは → 道内でそれっぽい花を見掛けたら「スイレンはやっぱりキレイだなぁ」と言ってみる(正解率99%)。
ってテキトー過ぎるので、カンタンな見分け方を紹介。
・花と葉っぱが水面よりもかなり高い位置まで立ち上がるのはハス(上の写真参照)
・ほとんどの葉が水面に浮いてて、花も水面近くで咲くのがスイレン

さて、こっからやっと釣り記事。
ちょっと間が空いたけど平日釣りチャンス、今回は久しぶりにコンサドーサさんと現地コラボが決定。
水温が平年並みまで下がったようなんで、マイカの岸寄りに期待して積丹方面に行ってみることに。
道中、某河口には早くもサケ狙いの人たちが。
8月中の積丹方面でも釣れる可能性あるんだね。
サケ釣りほとんどしない自分にも、好きな釣り物のシーズンインが待ちきれない!
って気持ちはすっごくよく分かるなー。
今回釣行のテストアイテムはシューズ、といっても釣り用じゃないスニーカー。

でもふつーのスニーカーじゃなくて、靴底が滑らないとウワサのハイパーVという名のソール。
テトラからの釣りで試されてる方もいるんでちょっと期待。
夕方6時前にコンサドーサさんと現地で合流、マスクとか感染防止対策も含めて準備万端、さっそくポイントに向かった。
ポイント方面は釣り人ゼロ、好きにポイントを決められる。
足場がよくて釣りやすそうな場所を品定め。
荷物を下に置く必要があるときは、安定して置ける所が近くにあるかもテトラでの場所決めの大事な条件。
特に平面部分がほとんどない一般的な形のテトラだと、落下防止に注意が必要。
これまで大物の転落事故は幸いないけど、小物は何度かやらかしてきたからなぁ・・。

テトラが組み合わさってる所にグラグラしないように置いて、荷物が複数あるときはさらにDカンで連結、これで安心。
それぞれテトラで場所決めしたら、コンサドーサさんとはかなり距離が離れちゃった。
波の音で声が届かないほど・・でもコロナのご時世なんでこれでオッケー。
ハイパーVのスニーカーは・・濡れた箇所では今回未テスト、でも乾いてるテトラなら最強かも。
すべる不安はまったくなし、がっちりとグリップしてくれる。
これでお値段は4,000円ほど・・防水・防寒仕様じゃないんで春~秋の雨降ってないとき用になるけど、間違いなくお買い得!
・・でもくれぐれも油断禁物ね。

海は小波程度で水色もクリア、水温は・・21℃台に下がってる。
ショアマイカには申し分ない状況、あとは岸寄りしてくれるかな?
・・夜の訪れを待つ時間がマイカは毎回じれったい。
ジョジョに暗くなっていく中でいつファーストタッチがあるか、それともないのかドキドキ・・。
そして今夜は19:50に来た!

やや近めで1杯目ヒット。
しばらくぶりの積丹、しかももう終盤なのでボーズだってあり得るところ、無事キャッチでホッとひと安心。
次は沖目でドンッ、ギュイーンといい引き!

今シーズンはゼンゼンお目にかかれなかった良型マイカ!
でもライン出なかったんで、こんなん来るならとちょっとドラグを緩めた。
ほどなく次の反応、アワセをくれた瞬間、ドラグが思ったより緩くてジー、あわててロッドを大きくあおったら外れてしまった・・。

外れたんじゃなくてゲソ切れしてた・・。
ドラグを再調整・・今度はバッチリ乗った!

反応は早くも多くもない・・来たイカは拒まず、着実にお迎えするべし。

今夜は例年並みにサイズが戻ってた。
やっぱりマイカはこれぐらい手応えあると楽しさ倍増。
あとから入って来た釣り人は、はるか遠くにウキ釣りがひとり、あとは何狙いか分からない人がひとりぐらい?
超過疎ってて安心、安全。
釣れ始めから30分あまり・・ここでピターッと止まった。
このあとウンともスンとも・・餌なしエギも交えて責め続ける。

今夜は見える範囲の漁り火ゼロ、でも暗くなった頃から月が上がり始めて、雲もほとんど掛からなくてフルムーンパワーで明るいこと!
マイカは月が明るい夜は何となく釣りにくい気が・・。
ショアだと基本暗い時間帯しか釣れないとか、夜光カラーや発光体が効くとかで勝手にそう思い込んでるだけかもしれんけど。
満月のせいかはともかく、あんまりにも反応ないからさらに手を変えてみた。
前回2回行った某地域でみんなやってた技「テーラー曳き」をマネして、重めの5号デカバリテーラーに鶏肉とキビナゴの両付けで遠投、深ダナを探ると・・乗った!

やっと5杯目、でもこれも単発止まり、こう渋い?いない?と撃つ手なし・・。

終了を23時に決めて、時間がない中で何とか1杯追加。
コンサドーサさんも終了間際に1杯キャッチ!

今夜は真正エギの活躍なし、エサ巻きで6杯止まりだった。
この終盤、ボーズじゃなければヨシとしましょう。
まだ冷凍ストックあるんで、大きいの2杯残してコンサドーサさんにおすそ分け。
重さは155gと131g、これぐらいがアベレージで数釣れたらすっごく楽しいんだけどなぁ・・。
時間帯別のキャッチ数。
19時台:2杯 20時台:2杯
21時台:1杯 22時台:1杯
ペース(釣れ始め~釣り終了):約32分に1杯
やっぱりこっちのマイカには安定のニベリニアちゃんがいくつも付いてる。

・・写真のこれもニベちゃん?
何となくアニーちゃんぽく見える・・でも正しく干して焼いて食すので問題なし!
う~ん、数は出ないけど型はよくなってきたし、ほかの釣り物もまだちょい先だし・・。
また次もマイカ行こっかな。
(2021/9/6 記事公開)