アオリイカ朝活編
![[朝マズメの海へ]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2020/10/oaa201008-000.jpg)
秋のイカシーズン、お休みの日はどこで何を狙うか、悩めるお年頃・・。
マメイカがなかなか上向いてこないので、ここはやっぱアオリイカかな。
アオリイカはこれまで真っ昼間にしか上げたことなくて、夜はキャッチする自信がまだないから、今回は朝マズメスタートで狙ってみることにした。
久しぶりの早起きの釣り、現地は無人、まだ暗い4時半から釣り開始。
やっぱり暗いうちは釣れない・・。

かなり明るくなってきて、来るとしたらそろそろか・・来た!
何かいい手応え!

これ、今までのマックスサイズじゃないか?
2.5号のピンクマーブルで幸先のいいスタート。

続けて2杯目はこれまでのレギュラーサイズ、でもさっきのと較べるとおチビちゃんに見えてリリース。

3杯目は2.5号の「スケスケキャンディ」でキャッチ。

次は3号のケイムライワシに沖目でヒット!
手応えグィグィで・・ナイスサイズ!
・・アカン、コレめっちゃ楽しいやつッ!

次はスケスケをストーカーしてきたのを足元チョンチョン作戦でキャッチ。
掛かって大量に墨を吐いたところをパチリ。
アオリイカは墨の量がとにかく半端ない。
今日はあちこち歩いて動くつもりで荷物を減らしたくて、キープは小さい保温バッグ+保冷材、ジップロックに直接投入している。
でもこれだと持ち帰ったら墨まみれ・・何とかできないかなぁ。
バッカンで墨を吐かせるか、ブスリと締めちゃうのがいいのか・・。
しっかり掛かってたら、こうやって足元で吐かせてもいいのかな?

墨を出し尽くしたアオリちゃん、体内でこんなにたくさん墨を作るのって大変なんだろうなぁ。
5杯キャッチしたところで朝8時、今日はウェーダーの上に雨が降るかもとカッパ+ゲームベスト、これがかなり暑くなってきた。
いったんクルマに戻り、シャツを1枚脱いで調整、次は岩足場のポイントに移動。
初めて入るけど何だかよさそう・・予感通り1投目から反応あり、でも乗せられず。
それでも次のキャストでヒット!

3号イワシカラーでいい型をキャッチ。
ここはデカエギの出番でしょと、3.5号を投入。
ロッドが完全に負けててキャストもシャクリもちょっと大変だけどヒット!・・してすぐ軽くなっちゃった。

回収するとゲソの先が切れてちょこっと付いていた。
時々通り雨が降る中、アオリイカの反応はあってもなかなか乗せられない。
けっきょくのところ、アタリをまだ感知できなくてほとんど「シャクリ合わせ」だからなんだけど・・。
頭では分かっててもそんな簡単じゃなくて対応できず、やっぱりヘタだよなぁ・・。
乗せそこないを連発中、沖目の岩場の横でドンッと今度こそ乗った!
グィグィ引いて手応えバッチリ・・あれ?全然浮いてこない!
これはもしや、モンスターアオリ・・?
ドキドキしながら寄せてみると案の定、じゃなくて想定外、尺クラスのソイだった・・ガクッ。
幸い、足元で外れてくれてオートリリース。
何だか調子狂っちゃったので、ここでポイントをいったん休ませることにして、別の磯ポイントに移動。
今度の場所は手前から深い。
数投目、アオリイカが足元まで追ってきた。
でもチョンチョン作戦にイマイチ反応悪くて、これは獲れないかな・・。
すると横から別のイカが急接近、すると「獲物を取られる・・ヤバい!」って感じであわててエギを抱いてきた!

海中ガン見で抱いた瞬間を目撃、がっちり掛けると、また大量に墨を吐いた。
すると横取りしようとしてたイカがビックリして、猛ダッシュで逃げてった・・。

ヨーヅリの2.5号シルバーでキャッチ。
アオリイカはチョンチョン作戦でのキャッチも結構多くて楽しい。
でも墨を吐いたらそのあと、他のイカがめっちゃ警戒しちゃうのか・・。
コレ、視覚的にだけじゃなくて、ニオイとか物質的にも墨を認識してたらマズいなぁ。
イカが墨を吐くのって、きっと危険なときに限定されるから「非常事態アラーム」だよなぁ。
これまでのイカではあんまり考えたことのない課題発生、でもそんなのも新鮮でおもしろい。
さて、掛けミス連発のポイントに戻って再開。
相変わらずヘタなのは直ってないけど、今度は何とか乗せた!

2.5号のコノシロカラーで2杯追加。
・・11時前くらいから反応が止まった。
今日はお昼どきで終わりにするかな。

・・潮が下げ止まって動かなくなり、アオリイカの反応もほぼなくなってタイムアップ。
前回は13時スタートでいい感じだったから、日中でも潮回りで違うんだろうなぁ。

今回は計9杯キャッチ、小さめ2杯をリリースして7杯をキープ。
Maxサイズは去年の初キャッチから、39g→70g→113g→220gと着実にステップアップ!
今回でかなりの数のアオリイカが近場の海にもいることを実感した。
この調子だと数年後にはすごいことになるかも・・うれしいような、でも何かちょっと心配なような。

まずは大きめの2杯をイカ刺しにしてみた。
ねっとりと甘くて旨い!

ちょっと味変でイカ納豆にしてみたら、これも旨し。
アオリイカの釣りの楽しさと味の良さ、これはもう無視できない・・あぁ困った、こまった。