まだまだイケる?積丹ショアマイカ

エギング,釣り,マイカ,積丹 0 comment 釣り満足度:90%

[イカす船]
[イカす船]

今年はご近所でクマの当たり年、最近は我が家からこんな近い場所(直線距離)で頻繁に出没してる。
 7/12:500m  7/30:500m
 8/17:600m  8/17:200m
 8/26:300m  8/28:300m

クマ包囲網のど真ん中
クマ包囲網のど真ん中

この前も朝起きて外出たら家の前で「えっ?これ・・ひょっとしてクマの仕業?分かんないけど・・」ってことが実はあったりした。
クマ目撃サークルのだいたいど真ん中で、玄関出たらキョロキョロしてクマさんいないか確認してる今日この頃・・。

ショアマイカが終盤のこの時期、前回釣行の積丹方面はあんまり釣れんかった。
でもボーズじゃなかったし、ほかの狙いものも今は自分的にないんで、また同じ所にソロで行くことにした。

途中、某河口では今日もサケ狙いで数人が竿を振ってた。
ここはもうこのあとしばらく、釣り人が途切れることはなさそう・・。

さて、現地に明るいうちに着いて、まず定置網の位置をしっかり確認しなきゃ。

定置網の位置確認
定置網の位置確認

あさってから9月、サケの定置網が2箇所に張られてたので、その中間あたりに釣り場を決めた。
マイカへの網の影響ってどの程度あるのかな・・。

ポイントは完全無人、サケ網が張られても関係なくマイカ狙いに来る釣り人って、やっぱ自分ぐらいしかいなイカ・・。
それともこのあと今夜、誰か来るかなぁ。

マイカ日和の海
マイカ日和の海

水温は20℃台で先週から約1℃下がってる。
海面はほぼ波なしで風はときどき追い風、マイカには最高のコンディション。

暗くなって釣れ始めるまではエサを無駄に消費しないよう、もっぱらエサなしエギで時間つぶし。
そろそろ釣れるかも・・とエサ巻きにチェンジしてしばらく・・なかなか反応が出ない。

19:50にファーストタッチ
19:50にファーストタッチ

けっきょく前回と同じく、釣れ始めは19:50頃、日の入り時刻から約1時間半後・・。
勝手知ったるポイントなら、これぐらいの時間に来て始めるのが効率いいかもね。

でも次がすぐに来ないので、沖目がいいのかもと邪道エギのV1からV2にウェイトアップで遠投・・きた!

ウェイトアップで遠投
ウェイトアップで遠投

群れの本陣が来たのか、ここからいいペースで釣れ始める。

サイズはなかなかいい。
今シーズンは小さいのばっか見慣れちゃってたから大きく感じる、ってこともあるかもだけど、マイカの強い引きを連続で・・楽しすぎ!

・・ところで釣り用で酷使してるカメラ、Nikon1 J5 は写りがよくてお気に入りなんだけど、なぜかマイカに限って原因不明ですごーく暗く写ることが多くて、ちょっと困ってた。

その理由をつらつらと考えてたらふと・・ピキーン♪とひらめいた!
ホントに正しいか、検証用に今夜対策してきたら・・バッチリ大丈夫だった。

イカが釣れたときの撮影は自分の場合、利き手の左手でロッドとエギの先端を一緒に持って、イカを目線の高さにぶら下げて撮っている。

ショアマイカが釣れるのってほぼ100パー夜中だからフラッシュ必須、そしてイカもエギも大きめなので、左手を目一杯前に突き出さないとフレーム枠に入りきらない。

これもちょい暗めだけどオッケー
これもちょい暗めだけどオッケー

すると、こんな感じで左手の服(袖)が大きく入って撮影される。
・・実はこの服の色(明るさ)が犯人だった!

ちなみに今夜は対策で地味目のカーキ色の長袖を着てきたのでセーフ。
上の写真(無修正)もイカがちょっと暗めに写ってるけど、これならゼンゼン許容範囲。

要するに、釣れたマイカを撮るときに白っぽい服(上着)を着てると、フレーム内の服にフラッシュの光が当たって「明るすぎる」とカメラが勝手に判断、フラッシュの発光量を抑えちゃってたのが原因だった。

で、この下の写真みたいに白の柄入りシャツ(お気に入り)を着てる日には、お化けみたいな暗~いマイカ写真が量産されてた、ってワケ。

7月に釣ったイカ写真(加工前)
7月に釣ったイカ写真(加工前)

この真っ暗写真を帰宅してからPCで激しく事後処理、イカをあぶり出して(下の写真)、ブログに載せてた。

7月に釣ったイカ写真(加工後)
7月に釣ったイカ写真(加工後)

でも暗すぎて修正しきれないボツ写真も多々あるから、「あとから修正したらええやん」とはイカない。

じゃあマイカ以外のイカはどうなのか・・。

去年のマメイカ写真
去年のマメイカ写真

イカ本体+使用エギがマイカよりずっと小さいマメイカやヤリイカだと、カメラとイカの間隔は近めでオッケー、すると服はほとんど映り込まないんで夜でも大丈夫、露出のバッチリ合った写真が撮れる。

要するに、このカメラのフラッシュ制御はフレームの端に大きく入り込むモノに露出が引っぱられやすいクセがある、という結論。
それを理解して対応すれば問題なし!

・・脱線から復旧。

マイカロッドはライカルがベスト
マイカロッドはライカルがベスト

まだまだ調子よくて連続キャッチ。

エサ巻きエギメインのショアマイカ釣り、ここ3年ですっかりハマってしまった。
ロッドは遠投有利な日も多いのと、エサを巻くとかなり重くなるんで、海アメ・海サクラ用でもいいと思う。
自分は硬めで長めのエギングロッド、メジャクラのライカルRE-902EHが一番具合よくて、今夜も使用中。

もう10年ぐらい前の古いロッド、7年ほど前の特価販売の時に1万円しない価格で入手。
9ftで飛距離そこそこ出る割に操作感も軽快、使ってて楽しい。
最近のロッドはもっといいのもきっとあるんだろうけど・・。

・・遠くにイカっぽくない釣り人がひとり入った。
しばらく光が見えてたけど、先に帰ってった。
結局今夜はマイカポイントほぼ独占、あぁぜいたく。

漁り火ふたつ
漁り火ふたつ

今夜の漁り火はふたつ。
これぐらいがちょうどいい。

・・順調にポンポン釣れてたのが、21時を過ぎてイカさんもちょっとひと休み。
このタイミングで色々試してみる。

まずは邪道エギのメーカー、キーストンの「早福型」。

これ、陸からの釣りだとウキ釣り用にテーラー代わりに使うものらしい。
けど、キャストしてフワフワ漂わせたり、少しシンカーを足して邪道エギっぽくも使える。

早福型を曳いてみた
早福型を曳いてみた

うん、これは合格だな。

次にエサのダブルトッピング。

ダブルトッピング
ダブルトッピング

キビナゴの上から鶏肉をかぶせて、ずれないようきつめに針金を巻く。
・・うん、これまたなかなかの効果。

そして、家でエサを巻いてきたエギがあとひとつ残ってた。
・・「さけるチーズ」巻き、今シーズン1杯実績あるだけでほとんど使ってない。
かなり渋くなってきたタイミングだけど・・せっかくだから試してみた。

マイカはさけないチーズ
マイカはさけないチーズ

一発で乗った!
「避けないチーズ」、効果は要検証続行だな。

突然、沖のイカ釣り船の方でピカッ!とまぶしいほどの閃光、えっ?ナンだ?
船が爆発でもしたのかと思ったけど音もしなくて様子も変わりなし、またしばらくしてピカッ・・カミナリだった。

その後も遠くの空で不定期に無音ピカピカ・・今夜はほぼ満天の星空、目立った雲もないのにちょっと珍しいカミナリだなぁ。

渋いときは軽めエギで
渋いときは軽めエギで

後半はずーっと渋出し勝負。
V2だとフォールちょい速で渋マイカが抱いてくれないんで、V1でスローに責めて何とかちょっかい出させる。

終わり頃に月が出てきた
終わり頃に月が出てきた

終わり近くに月が上がってきた。
いつもと同じ、23時で終了した。

大きめ21杯!
大きめ21杯!

今夜はトータル21杯、平均は111gだった。
これまで小型のオンパレードだった今年の夏マイカ、終盤にきてやっと例年並みサイズになってきた。
あとはもっと大きいのが少しでいいから混じってほしいな。

けっきょく今夜も余裕がなくて、エサなしエギで遊べなかった・・。

時間帯別のキャッチ数。
19時台:1杯 20時台:11杯
21時台:5杯 22時台:4杯
ペース(釣れ始め~釣り終了):約9分に1杯

この調子ならまだまだ、ショアマイカにまたイカナイト!
(2021/9/13 記事公開)

Posted by ごンた