テスト釣行マメサクラ

エギング,海のルアー,釣り,サクラマス,マメイカ,太平洋,苫小牧 2 件のコメント 釣り満足度:85%

[朝焼けメラメラ]
[朝焼けメラメラ]

釣りの自粛要請が出され始めた4月24日以降、釣りは完全自粛の日々・・。
禁断症状で、と、ときどき手がふ、ふるえるけど(uso)、コソーリ行ってこようかと思ったりもしたけど(マヂ)、けっきょく札幌からは一歩も出ずに蟄居生活。
休日は庭をいじったりブログをいぢったりして、それはそれでまぁ充実してたけど、やっぱりモンモンと過ごす日々・・。

5月25日、北海道を含め全国の緊急事態宣言が解除された。
やっと釣りに!と思ったら、北海道からはまだ「札幌市と他の地域との不要不急の往来自粛要請」が出されてる・・。
そんなワケで、今回は感染リスクを極限まで減らした「テスト釣行」に行ってきた。
・・って、めっちゃ言い訳っぽいやん!

とにかく、
・ひとりで行く。自粛要請してる場所には行かない。混んでるポイントでは釣りしない。
・出先のコンビニ、自販機、温泉など、釣り場以外にはノータッチ(飲み食いのブツは持参)。
・トイレにも立ち寄らない(携帯トイレ持参)。
・駐車場所も迷惑にならないよう注意。
・釣り中もマスク着用。

「ごみは持ち帰る」とか、小さいお子ちゃまでも分かることはいちいち書かないけど・・ハァ

でもこれ、ふだんの釣りスタイルとあんまり変わらんかも・・。
港とかで近くにトイレがない釣り場では前から携帯トイレ使ってたし。
ちなみにオススメはカインズで売ってるヤツ

今回は平日深夜スタート、早朝切り上げで、波風条件のよさそうな某方面にそろりと出発。

めっちゃディスタンス
めっちゃディスタンス

日付が変わる頃に現着すると予想以上にスカスカ、感染したりさせたりのリスクはまずなさそう。

めっちゃスカスカ
めっちゃスカスカ

港の爆照明で明るいところは遠目にちょっと人が集まってるのかも。
今夜は人がいない場所を優先して選択。

イカは見えず・・
イカは見えず・・

まずはマメイカ狙い、弱め横風の中、9wLEDのマイクロ投光器で照らして「リスク回避テストフィッシング」のスタート。
・・イカの姿はサッパリ見えず、反応もない。
それでも20分後、ズーンと重みが!
水面から上げた瞬間、掛かったイカを取り囲んで10数杯のイカがシンクロみたいに水面までブワッと出てきてビックリ!

マメイカ、いた!
マメイカ、いた!

いい型のマメイカちゃん。
上からはまったく見えないけど、その下に群れがちゃんといるみたい。

エギはこの時期の定番、イワシカラーの1.8BS。
しかし、なかなかポンポンとは釣れない。
1.5BSにサイズダウンしてやっと3杯、あまりに渋いのと微風になってきたので超スローエギにチェンジ。

渋ったときのエギスッテスリム
渋ったときのエギスッテスリム

渋いときの特効薬、エギスッテスリムでキャッチ。
宙層から見える所までしゃくり上げてくると、追ってくるイカがうっすらと見えた。
再度スローフォールして・・。

渋イカにエギスッテスリム
渋イカにエギスッテスリム

もいっちょキャッチ。
いるのに見えないし、なかなか釣れない、じれったい、ガマンの釣りが続く・・。

セフィアスイスイドロッパー
セフィアスイスイドロッパー

次は船釣り用のセフィアスイスイドロッパー、これもフォールが遅いので渋イカが抱いてくれた。

スイッチ入れるのがムズい・・
スイッチ入れるのがムズい・・

激シブの中、シャロー系エギで何とか8杯まで積み上げた。
相変わらず光の下にイカは見えないけど、掛かったイカに群れがいちいち水面まで付いてくるナゾ現象というかシンクロイカ芸は続いてる。

仮説だけど、今はマメイカの繁殖期、食い気よりも色気の方が強くて、恋の駆け引きでオス同士がお互い牽制し合ってる中、急な激しい動き(=釣られちゃったイカ)は「抜け駆け・・野郎!」とか勘違いされて、ほかのオスが必死こいて追っかけてくるのかな?

つ抜けは届かず時間切れ
つ抜けは届かず時間切れ

けっきょく「つ抜け」を目指したけど届かず時間切れ。
2時間半でマメ8杯、20分に1杯はキビシイ。
でもいい型なので食べごたえは十分ありそう。

夜明け前に次の会場、サクラマス狙いのサーフへ移動。
来てるクルマは数台、用意してサーフに行くと付近には誰もいない。
まだ暗い中で釣り開始。

東の空から明けてきた
東の空から明けてきた

ゆっくりと東の空から明るくなってきた。

ルアーチェンジ3個目のまだ数投目、早巻きジグミノーに急にズーンと負荷が掛かった。
サカナらしいバイブレーションはなくて、デカいごみ?とにかく重い。
と思ったら、暗くてよく分からないけどジャンプ、サカナじゃん!
重~いのを寄せてくると、今度はギューンと左右に走り出す。
これまたトルクのある重いダッシュ、まさか青物じゃないだろうけど、何コレ?
いいように走られて時間掛かりながらも波打ち際まで寄せると・・なんとサクラマスの背掛かりだった!

さいご、何とかズリ上げて勝負あり。

背掛かりサクラマス!
背掛かりサクラマス!

目測53cmぐらい?だけどムチムチ体形ちゃん。
ヒットルアーは函館で今季初サクラを連れてきてくれたバーサス2のシェルピンク。
まだかなり暗い中の早巻きに喰い付きそこねたんでしょう。
背中と背びれに刺さってた段差フックを外して、ふっと「元気だったら帰ってもらおっかな」と思いついて波打ち際に。
しかし、波に洗われてもまだ横たわったまま・・ダメならキープだけど。
次の波が来て、はっと起き上がってびゅん!と元気よく帰っていった。
リリースしちゃってからちょっと(いやかなり)惜しくなったけど、次釣れたらおみやげってことで。

超ロングサーフに30人
超ロングサーフに30人

明るくなってきて、だんだん人が増えてきて、30人ぐらい?
でも2km以上の超ロングサーフ、ソーシャルディスタンスはまったく問題ナシ。

その後はフルベイトヨイチ99でアタリがあったけど掛けられず。

ハネもなく、見える範囲では他に1本上がっただけ。
タイムリミットの5:50になって、サクラも2時間半で釣り終了、予定通り、釣り場以外は完全ノータッチで撤収、テスト完了。

おみやげは良型マメイカ8杯
おみやげは良型マメイカ8杯

マメイカは全部オスだった。
もしかして繁殖期のナゾ行動仮説、当たってる?
今回は渋くて苦戦したけど、数はいるみたいなので、もぐもぐタイムに当たればいい釣りできるかも。

サクラマスはあんまり自慢できないスレ掛かり、それでも1キャッチ(&リリース)できて大満足。
今回は1ヶ月超のブランクだったけど、釣りできる幸せをあらためて、じっくりとかみしめた。
6月以降は当面、このスタイルで釣りに行くべし。

マメイカの煮物
マメイカの煮物

マメイカはジャガイモなど根菜と煮て、丸1日じっくりと味を染ませてから美味しくいただきました。

Posted by ごンた