ニシン、クロガシラ、マメイカ。
![[ニシンが2]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2017/05/tyk170521-0-1.jpg)
先週のサクラマス&カレイボーズのあと、ふだん「ボーズでもいいモン!」と言ってる割には、やっぱりおみやげ確保の釣りに気持ちが流れがち。
石狩でマメイカも釣れ始めたみたいだけど、そんなに数は出てないっぽいし・・
カレイのリベンジもしたいし・・
ということで、巨大クロガシラ狙い、マメイカ偵察も兼ねて、太平洋側を目指した。
ニシンもまだ釣れるのかな・・、もしサクラマスが入ってたら・・などと、何でもありの準備をして家を出た。
目的地のY埠頭には日付が変わった頃に到着。
けい船図で、船が入って来ないことは確認済み。
前回ここに来たときは、慌てて空いてる場所に入って失敗したので、まずは端まで巡回。

夜間作業用?の強力な外灯の点いてるあたりは、まるで日中のような明るさ。
魚やイカが集まってるのか、人も多めだけど、光が強すぎるのが何だか気に入らなくてパス。

ほどほどの暗さ、空き具合のポイントに釣り座を構えた。
まずは1本投げておいて、夜のうちはマメイカメインでやってみる。

投光器を入れて、今日のタックルはスッテなしのシャローエギ、ラインもPE0.1号にナイロン2lb(0.4号)まで落としてみた。
マメイカの姿は・・少ないけどいる!
色々パターンを変えて探るけど、まったく反応ナシ。

3時を過ぎて、朝マズメ用に投げを3本に増やして待機。
周りでは暗いうちから、オオジシギがあちこちで「ジビャージビャー」とにぎやか。
薄明るくなると、控えめだけどパシャパシャと、一斉にあちこちの海面から音が上がる。
これはサビキの出番か?と判断、何となく編み出した遠投サビキメソッドを準備。
ニシン用サビキの先に、普通のオモリよりゆっくりフォールさせるのに30g(=8号)のジグ(サクラマス用フック付き)をセット。
何かヤバイのが掛かるかもしれないし、キラキラした方が集魚効果もあるかも、たぶん。
4.5mのサビキロッドをブオン!と振って遠投。
60~70mぐらい飛んでるかな。
着水して、ロッドを立ててゆっくりしゃくったら、さっそくブルルンッと手応え!
1匹掛かったら、しゃくらずにスローリトリーブして、追い掛かりを待つ。
十分重くなったら、沖からゆっくり寄せてくる。
小さいのに中くらいのも混じって鈴なり!
水面から抜くときにポトポト落ちるけど、小さいのは気にしない。

中ニシンキャッチ!

5時前ぐらいまで絶好調!だけど、なかなかいい型のは来ない。

間違えてジグのフックをくわえたニシン。

投げの方もポツポツアタリ・・ソイはリリース。

クロガシラも・・小さくてリリース。

ニシンが手前にも回ってきて、隣のご夫婦の竿にも鈴なり。
6時を過ぎて、ニシンも落ち着いてきたので、エギングロッドに持ち替えると・・
1投目にいい感じの重みが!

今年2杯目のマメイカ!
夜中全然ダメで日中釣れるのって、この時期の石狩と似た傾向。
ノーマルをシャローに変えて、2杯目のマメイカは・・

いた!
でもこの2杯で撃ち止め。
そんな中、塩イソメを付けて投げてた竿に、竿尻がガーンと跳ね上がる強いアタリ!
すかさず合わせをくれると、ずしんといい手応え!
手前まで来て・・巨大じゃないけど、まずまずいい型のカレイ!
引っこ抜こうと思ったら、隣のご夫婦が「たもですくった方がいい」とタモ入れしてくれて、無事キャッチ!

クロガシラ36cm。
産卵後でおなかはぺったんこだけど、これでカレイリベンジ達成!
・・このあとは釣れない時間帯に突入。

向かい風が強くなってきたので、あっち方面に移動して90度向きを変えようかとも思ったけど、横風もつらいのでパス。

150mぐらいか・・沖にカモメたちが執着してる一帯がある。
たぶんニシンの群れだと思うけど、なかなか遠投サビキの射程距離には入ってくれない。
砂ボコリが舞って、目も痛くなってきたので、10時前に切り上げた。

久しぶりにおみやげたくさんの釣りを満喫。
ニシンはリリースできたのを合わせると50匹オーバー。
25~27cmの中型3匹、あとは20cm未満の小ニシン。
小さいのは梅干し・生姜と一緒に煮て美味しくいただきました。