釣りのついでに植物観察なぞ・・
![[崖の上のハマナシ]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2024/06/oib240628-000.jpg)
6月はバラのシーズン、わが家のもいいけど「あそこ」にはいい時期に見に行っとかないと・・。
ということで日曜休みに夫婦であいの里のロイズローズガーデンさんにおじゃました。

ガーデンにはたくさん人が来てた。
人を入れずに撮るのもひと苦労。

ちょうど見頃、ゆっくりと時間を掛けて一周、堪能しました。
そのあと当別町でランチ・・の予定が、ちょうど「夏至祭」というのをやっててどこも激混み・・。
ランチを求めて延々と放浪、ことごとくフラれて・・けっきょく石狩まで戻ってラ・ポテさんでいただいた。

前回2月にいただいた味が忘れられなくてまたスパイシーポトフをオーダー。
・・やっぱ旨すぎ。
いったん帰宅、ランチ放浪の旅で疲れた妻に釣り出撃許可をもらってひとり石狩に行ってみた。

久しぶりの週末の釣り、15時過ぎだけど人がめっちゃ多い。

いつものポイントに入れなくて、仕方なく船の間でエギング開始。

そのうちポイントが空いて入ることができた。
よーしこっから・・ところがまったく反応なし。
リミット18時に成果なく離脱・・。
次は6月最後の平日休み、波風の状況と最近の釣れ物の具合をみると個人的に「ここだっ!」って行き先が思いつかない・・。
消去法、思いつきで小樽へ。

夜明け直前、港内でイカ狙い5投。
周りはサビキの人が多いけどみなさん釣れてるのはユグイ・・。
さて、釣れるあてはないけど岩場ポイントへ。

明るくなってきて、崖のてっぺんからフェリーを望む。

ちょうどエゾマンテマが満開。
この時期ここに来るのって初めてだったかも。

この時期しか見れない花もありそう。
釣りのあとでチェックしよっと。

これはアオノイワレンゲ、前に10月に見たときは花穂が伸びた姿が目立ってた。
この時期はちっこくてかわいいのしかない。

さて、今日ここで何を狙うのか・・ジグを投げるということはヒラメかサバか・・ブリ?
自分でもよく分からない。
エギも1.8号と3.5号!をしゃくってみた。
何イカ狙い?
・・何の反応も気配もなくて1時間ちょっとでやめちゃった。
釣りに身が入らなくても、いい時間に海に来るだけでやっぱリフレッシュできるなぁ。

さて帰り道、崖になんかおもしろい植物ないかなぁ。
あっ、なんか花が咲いてる。

アサツキがあちこちで咲いてる。
・・ん?あれは?

崖の上の方にあるのを望遠でパチリ。
これってもしかして、今月頭に小樽市総合博物館の展示で初めて知った植物では・・。

よく見ると・・もっと上の方にもいくつかあるぞ!

花も咲いてて間違いない!
バシクルモン、ゲットだぜ!
何とか近くで見たいけど、無理やりこの崖登ったら間違いなく転落死しそう・・。
きっともっと安易に見れる場所もあるはず・・それはまたいずれ。
安全に行ける範囲で崖の岩場周りをあちこち見て回る。

岩の割れ目から横向きに出てるエゾマンテマ、かっこいい。

秋に咲くピレオギクはこの時期まだすごくちっこい。

エゾノキリンソウもひっそりと咲いてた。

エゾノカワラマツバ、前に神威岬でも見掛けた花。

そしてこれは・・あれ?ネットで探してもゼンゼン分かんない!
こんなこともあろうかと3年前に買っておいた「日本の海岸植物図鑑」で・・あった!
エゾヒナノウスツボってヘンな名前、漢字だと「蝦夷雛の臼壺」か・・。
この図鑑、版元のトンボ出版が2年前に廃業して絶版になってた・・でも代わりになる図鑑本ってないんだよなぁ。
まだバーゲンブックが安く出回ってるみたいだから、釣り場で植物も気になる人にはオススメ。
ってそんな釣り人、自分以外に見掛けたことないけど・・。
海辺の植物っておもしろいんだけどなぁ。

さて、港に戻って日中イカ探索。

ポイントを変えて・・。

こっち側も・・ダメだぁ~!
こうなったら石狩行ってみっか!

8時半にポイント着、この前の日曜と大違いで平日ガラガラ。
追い風で状況もいいけどかなり暑くなってきた・・。
2時間弱粘ったけど反応なし、いよいよ春マメ終わったな。

獲物がなかったんで「とれのさと」さんに寄って色々お野菜をおみやげにゲット。
色々調理して美味しくいただきました。