マメイカ、ヤリイカ、最後にタコーッ!
![[おとなりさん]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2017/12/myt171216-00.jpg)
今日は釣りの前に妻と千歳に遊びに行った話から。
途中、高速上で事故渋滞。

スリップして車2台が接触した模様。

この時期は気温高めで特にすべりやすいから、あらためて安全運転を心掛けないと。
少々時間が掛かって千歳着、まず空港の温泉に入ったあと、市民ギャラリーで開催されているかじさやかさんの作品展へ。
かじさんといえば、釣り新聞ほっかいどうのまんが「太公さんちの休日」(先日、祝連載1,000回!)が有名。
かじさんは切り絵作家でもあり、その作品がまたスバラシイ。
北海道の風土に根ざしたテーマ、モチーフをステキなセンスで作品にされている。
かじさんにもご挨拶し、たっぷり楽しませていただいた。

先日亡くなられた鍛治英介師(かじさんのお父さん)をモデルにした釣りまんがも展示されていた。
30年ほど前、当時「鍛治本」と呼ばれた「北海道の湖と渓流」をボロボロになるまで愛読していた身としては、何だか勝手に懐かしい気分に。

ちなみに6年前、かじさんの切り絵体験で作ったマイ作品は、今も我が家に飾ってある。
いったん帰宅して、夕食後はいつものように、東積丹方面の漁港にてイカ狙い。

ポイントまでの最後の道のり、だいぶ雪が積もって、わだちや溝もできてて、そろそろ車では厳しくなりそう。
ちょっと遅い時間のせいか、あるいはそろそろイカも終息ということか、釣り人はかなり少ない。
釣り場の海面はベタで水温は7℃台、ベイトの姿もそこそこ見える。
ごく弱い向かい風で、釣りはしやすい状況。
足元ヒーターを入れて、1.8号パイロットエギで22時に釣りスタート。
・・1投目で何も反応ないときは、その日はだいたい渋いと思った方がいい。

3投目でマメキャッチ。
ボーズ回避したので、2.5号にチェンジしてヤリ狙い開始。

シマノのラウドネスにマメ。
・・3号にサイズアップ。

ぴょんぴょんにマメ。
んー、なかなかヤリ来ないなぁ。
しばらくぴょんぴょん・・テンションフォールからフリーフォールにスイッチした瞬間、ラインにフッと反応が出た!

待望のヤリイカキャッチ!
・・しかし、次のヤリが続かない。
色々とっかえひっかえ・・

2.2号ディープの底上狙いにようやくヒット!
なかなかいい型のヤリ。

3ヤリまで行って、またパタリ。
日付が変わって、止まってしまった。
そういえば今日はイカがダメだったときの保険で、塩イソメを持ってきてた。

今年は各地で好調だというコマイでも来ないかなと、1本投げておく。

・・だんだん雪がひどくなり、投げもエギもダメ。
竿先もラインもまともに見えなくなってきたので、あと1杯釣ったら帰ることにする。
今日まだ使ってなかったナチュラル系のエギにチェンジしたら、ドスン!ときた。
一瞬で「タコだ!」
ともかく、エギを持ってかれるとイタイので、何とか上げないと。
2週前にここに来たときもタコ(らしきブツ)が掛かったけど、その時は重すぎてほとんど寄ってこなかった。
さいわい、今回はそれよりずっと軽い。
・・水面まで上げると、やっぱりタコ。
そんなに大きくないけど、引っこ抜きはちょっと不安。
いったんラインをフリーにして、その間にクルマにダッシュ、タモを持ってきた。
もう一度水面まで上げてタモ入れ。

ここでは今期3発目のタコ掛かり、初めてミズダコちゃんの顔を拝んだ。
ここまでエギのロストはなかったけど、たびたびタコさんにちょっかい出されるとやっかいだなぁ。

タコキープは当然ダメ、エギ回収で上げただけなので、記念写真だけ撮ってリリース。
タコはノーカウント、帰るための最後の1杯、釣り続行・・

間もなくラストキャッチで1:40に釣り終了。

帰り際、対岸を覗くとエギンガーさんが何人か、まだがんばってた。

今回は狙いのヤリは3杯、マメイカは9杯だった。
数は出なかったけど、この時期この方面でヤリボーズじゃなければ了とせねば。
ちょうど妻がビーフシチューを作ったところ・・そちらに入れていただくことに。

ガーリックハーブソルトで下味を付けてソテーしてから投入。
さらに美味しいシチューになりました。