2021夏マイカ第2戦は延長戦へ
![[三日月とLED]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2021/07/imr210713-00.jpg)
夏マイカがいい感じで開幕して、さて2回目はどこ行こうか・・。
定番磯や未釣ポイントの開拓も・・迷ったけどけっきょく、前回と同じポイントに行ってみた。

前回は早く着きすぎて、でもいいことなかったんで、今回は18時前に現地着。
外海チェックは今日もナギ、風は前回とは逆の海側から。
ではいざポイントへ。

駐車場所で準備してると、端っこの方に生えてる雑草になんか既視感が。
近寄ってよく見ると・・。

これってオカヒジキじゃん!
今年、白老サーフで見つけて富良野で栽培モノを買ってみたオカヒジキ、今まで目に入っても雑草としか見えてなかったワケね。
かなりおがってるけど、場所が場所だけに釣り人とかのアレの標的になってそうな・・雑草取りはやめておいた。

ポイントまで荷物を担いでてくてく・・途中でナブラを発見!
青物かなぁ、はるか彼方でどうこうできないけど・・。

目的地に到着。
そこそこ釣り人はいるけど、だいたいの人は暗くなる前に帰っちゃうことを前回確認済み。
前回と同じポイントに入れた。

明るいうちはまたジグとかシンペンとかを投げてひまつぶし。
今回はこの時間から釣り場に来る人が多くて、見た感じイカ狙いの地元の人っぽい。
地元の人たちが始めたってことは、本格シーズンインってことね。

日没の瞬間。
沖に見える船が増えてきた。
きっとほとんどイカ漁船、とゆーことは群れがいるってこと・・期待しちゃうからね!

7時半に一斉点灯!
見える範囲で前回の3倍、12隻もいる。
今夜は斜め向かい風であんまり飛距離が伸びない。
今回は海サクラ用タックルも持ってきてて、重めの仕掛けで遠投とか色々試してみる予定。
さて、マイカの岸寄り、ファーストキャッチはいつかな・・。
前回より10分以上遅れて、8時半前にヒット!

まずキャッチ、ここからしばらくはエサ巻きエギで確実に確保すべし。

自分が愛用するエサ巻きエギはキーストンの早福型/邪道編、通称「邪道エギ」。
フォール速度はV1を標準に、スレてるときはスローなV0、飛距離がほしいときはV2を使ってる。

今夜のここまでのイカの出方、前回より明らかに活性が低い。
でもエギでも釣りたいのでチェンジ。

前回のヒットエギでキャッチ、しかしこれっきりで続かない。
この調子だと今夜はほとんどエサ巻きで狙うしかなさそう。

沖の漁船ライトはガンガン明るい。
もしかして、イカさんたちは光に引っぱられちゃって、あんまりこっちに来てくれないのかも。

電気ウキは6~7個ほど見える。
あとから私のすぐ横に入ってきたウキ釣り師さん、近くて様子がよく見えるんで参考にさせてもらったけど、あんまり釣れてないみたい。
ウキ釣りは竿が長いので、テトラでもあんまり前まで出なくていいし、バックが取れないと投げにくいので、後ろにテトラがない高い位置の方が都合がいい。
一方でエギングはロッドが短い分、海面からまっすぐに引き抜ける位置までテトラ積みの前の方に出ないとやりにくいし、風がある日は影響を避けるために海面に近い低い場所からやりたいところ。
そうするとオンテトラのエギングはなるべく前へ、下へとなって、場所選択がウキ釣りよりもずっとシビアになっちゃう。
でも基本待ちのウキ釣りよりも、特に渋いときや薄いときは横にも縦にも広く探れるエギング(邪道含む)の方が有利だと思う。
マイカのウキ釣りでめっちゃ明るい水中灯使うのは、ただ待つだけじゃなくて少しでもイカを寄せるためってことね。

だんだん追い風に変わってきた中、渋いとはいえ遠投して広く探り、それなりにキャッチを重ねる。
群れが寄った?と感じたタイミングでもういっぺんエギにチェンジ。

もくろみ通り、連発キャッチ。

エギチェンしてキャッチ、でもここらが潮時、またエサ巻きに戻す。
気付いたら11時前には周りのウキのライトはすっかりなくなっていた。
これまでのショアマイカではだいたい、真っ暗になってから釣れ始めて、次にピークが来て、日付が変わる前に釣れなくなる、というパターンが多くて、自分もそのタイミングで終わりにしていた。
地元のウキ釣りのみなさんもその潮時で引きあげたのか、それともお隣さんの釣れ具合からすると、今夜は渋いからって早めに見切り付けたのかも。
今回は釣れなくなるタイミングのその先がどうなるのか、延長して確かめることにした。
明日も休みのこのチャンスにやらない手はないでしょ!
11時を過ぎると、予想通りパタッと止まった。
ペースがた落ち、ガマンの1時間・・日付が変わってどうなるか。
・・またポツポツと釣れだした。

そして午前1時、沖の漁船が一斉に減灯、一気に暗くなった。
するとまたイカがパタッと止まった。
いっさい反応なくなって30分、よし分かった!ということで延長調査終了。
沖の漁船は弱い光を点けたまま、また帰港する船もほとんどなくてそのまま沖にとどまってる。
光を弱くして漁は続行してるのかな。
一斉に減光したのはそういうルールってことだろうけど、理由って何だろう。
またヒマなときに調べてみよっと。
今回思ったのは、沖でギラギラに焚く集魚灯の影響が少なからずある気がする。
漁船が集まるってことはその海域にイカがたくさんいるってこと。
でもショアの立場からすると、イカが多い海域だけど沖のライトの影響であんまり岸寄りしなくなるか、イカがそれほど多くないけど沖に漁船もいないから岸寄りに影響ないか、どっちが有利?って、そういう考え方もアリなんじゃないかな。

今回は25杯ぐらいかなと思ってたけど、帰って数えると延長効果もあって33杯いた。
そのうちエギではわずか4杯、あんまり使わんかったのもあるけど。
総重量2,170g、平均66gと前回から10gのサイズダウン、MAXは101gでばらつきは少なかった。
今年のマイカは釣れたら全部写真を撮ってて、何時何分に釣れたとかもあとから分かる。
深夜1時半までやって、時間帯別のキャッチ数は次の通り。
20時台:7杯 21時台:10杯
22時台:7杯 23時台:2杯
0時台:7杯 1時台:ゼロ
ペース(釣れ始め~釣り終了):約9分に1杯
ちなみに前回のキャッチ数。
20時台:6杯 21時台:16杯
22時台:7杯 ペース:約6分に1杯
結果からすると、23時以降もまた小ピークが来るかもしれないけど、釣れなくなった時点で切り上げるのが一番効率はよさそう。

ちょっと脱線、自分はエギたくさん持って行って頻繁にチェンジする方だけど(ルアーでも同じ)、エギはまた元のケースに戻すのが面倒で、一度使ったら大工さんが使う「ビスカップ」に入れてる。
フタがないので取り扱い要注意だけど、エギチェンが多少ラクになるのと、帰宅後に使ったのだけ水洗いできて便利。

今回は焼きと炒めの2種類のイカをスープカレーに入れてみた。
ベル食品の素を使ったけど、その辺のお店にも負けないほど美味!
あとから教えてもらった情報で、某定番磯にこの夜クマが出て立禁になったとのこと。
ここに行ってたら色んな意味でヤバかった・・セーフ。
実はうちの町内でも最近出てるんだけど、海釣りに行ってもクマのことを考えてポイント選ばなきゃならないご時世、特に夜釣りはリスクが高いから要注意・・。
さて次は別の釣り場でマイカ調査を計画中。