2021夏マイカ開幕戦
![[びろーん]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2021/07/ntm210709-00.jpg)
7月に入って自分の釣りも切り替えのタイミング、サクラマスと春マメイカは今季終了して、マイカ狙いにチェンジ。
例年マイカは7月後半から始めてたけど、「もう始まってるよー」とFさんからありがたい情報をいただいて、さっそく行く気マンマン。
ところがホームにしてた港のポイントが現在入りにくそうな状況(未確認だけど)、それじゃあ別の釣り場で開幕戦をしますかね。
ということで平日休みの日中、某港に向かった。

まずは外海の状況をチェック。
海はとってもおだやか、しかし陸からの風がハンパなく強い。
沖目を狙いたいショアマイカで追い風はありがたいけど、これはさすがに強すぎかも。

早めに来ちゃったんで、港内の追い風ポイントでジグをキャスト。
間違ってヒラメ、釣れないかなぁ。
・・ゼンゼン間違い起きないし、ぼちぼち本命ポイントに行くかな。
ラスト、反対の向かい風側にキャストすると、何かヒット。

クロソイちゃんだった。
今夜の本命前にボーズ回避で幸先よし。

本命ポイントに到着。
例によってオンテトラなので、まずは明るいうちに安全かつ釣りやすい釣り座を探す。
これ、テトラの釣りではとっても大事。
特に初めてや久しぶりの釣り場なら、明るいうちに来て時間を掛けた方がいい。
そして当たり前だけどライジャケとスパイクシューズは絶対必要。
バッチリの釣り座を決めて、次は荷物の配置。
ロッドは2本使うつもりだったけど、この強風だとトラブルの元、9ftの1本に絞って荷物もコンパクトにまとめた。

テトラの間から下に落とさないよう、しっかり配置。
まだ明るいうちはマイカ釣れないので、1個だけ持ってきたジグをキャストしたり、エギにエサを巻いたり・・のんびりと時間つぶし。

19時を回って間もなく日没、ここからマイカの釣れ始めタイムまでまだまだ掛かるんだよな・・。

19時半、沖でイカ漁船の明かりが点灯。
ぼちぼち、エサ巻きエギで探りを入れ始める。

20時、沖の漁り火は4灯まで増えた。
そろそろ、気の早いマイカちゃんが来てもいい頃。
10分後、本日1杯目がヒット!

うわっ、ペンシルやん。
でも今季初物だし、このあとの状況もまだ読めないからありがたくキープさせていただく。

暗くなるにつれて反応が増えてきた。
20時半ぐらいからほぼ連発モードに。
例によって1杯ずつ、撮影してからクーラーボックスへ。
途中でいっぺんエギに変えてみたけど、反応がすぐに出ない。
またすぐエサに戻して、取り急ぎ数の確保にいそしむ。

今夜は日中からの爆追い風がぜんぜん止まなくて、ややフライ気味にキャストすると風に乗って気持ちよ~く飛んでいく。
ポイントにもよるだろうけど、ショアマイカは沖目で反応多くて手前側では少ないから、飛距離を稼げる日は釣りやすい。
だからホットゾーンを抜けたら素早く回収して投げ直した方が効率はいいはず。
でもネチネチアクションで手前まで誘って乗せるのも「おかしれぇ」。
結論、お好きにどーぞ。
あと、エサでもエギでも、しっかりアワセをくれないと乗せそこないが増える。
ドラグもアワセで出るのはこの時期のサイズだとユルすぎ、ゲソ切れも1回あったけど締め気味でオッケー。
他の釣り人は暗くてよく分からないけど、少し離れたところにウキ釣りの人がひとり入ってる。
ぎりぎりウキの光が見える距離、せわしない動きからするとテーラーでも順調みたい。
おみやげがそこそこ確保できたんで、こっからはエギングレッスンにチェンジ。
まずはエギ王Qライブサーチ(廃版)の2.5号「ライトグリーン/金」をチョイス。
すると、ほどなくヒット!

よっし、活性高いうちに色々エギテストしちゃおっと。

お次はデュエルのダートマスターラトル「ブルー夜光レッドレッド」カラーで。

続いてエギ王Qライブサーチ(廃版)の「マイワシ/ホロテープ」カラー。
レンジ、アクションのコツもだんだんつかめてきた。

3号にサイズアップ、ダートマスターラトルの夜光ピンク。
今夜は低い立ち位置で風波の影響が少なくて、モソモソ含め手元にくる反応がよく分かる。
それと漁り火がちょうどロッドティップに反射、動きが見えて釣りやすい。

続けて3号、アオリーQエース輝きMAX(廃版)の「ブラウンエビオリーブダイヤ」カラーでキャッチ。
このあと3.5号エギも試したけど、大サイズはまだちょい早いかも。

だんだんと反応が薄くなる中で渋出しレッスン、今夜はこのグリ金が一番よかった。
やっぱりマイカは引きが強い!
大きめマイカだとハンドルが一瞬ストップ掛かる・・楽しいなぁ♪
去年までエサに頼りっぱだったので、今年はエギでがっつり釣るのが目標。
エギのチョイスも模索中、サイズとフォール速度だけじゃなく、カラーや夜光の強弱、ラトルの効果などなど、色々試しながら経験積んでいかないと。

エギで反応が止まってラスト1杯はエサでキャッチ、エサにも反応なくなって23時に終了。
次の日お仕事だと、この辺が時間的にもリミット。

今回はエサ巻きで17杯、エギで12杯のトータル29杯、あー楽しかった!
総重量が2.2kg、平均76gでまだ小ぶり、マメイカサイズからMAXは146gと結構バラつきがあった。

次の日「いかのラープ」という不思議な料理になって出てきた。

キャベツに載っけていただく。
かなりエスニックなお味、好きな人にはハマりそう。

次の日はイカ大根と生干し焼きを美味しくいただいた。
いい感じで今季開幕して、このあとしばらくマイカ通いが続きそう。
エサ巻きも使っておみやげ確保しつつ、エギングテクを磨くべし!