BF2Dの年次整備
![[シーズン前整備]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2015/03/bf2d150329-00.jpg)
今年は春の訪れが早そうなので、ぼちぼち船外機(ホンダBF2DK2)のメンテナンスを始めることにした。
最初にオイル交換。毎年シーズン前に1回交換している。3年目なので3回目。

まず本体を横にもたせかけて斜めにし、ドレンボルトからオイルがもれないようにする。

水栓ドライバービットでドレンボルトを緩め、ジョイントウォーターホースをねじ込んで、水道ホース経由で古いオイルを抜く。

本体を傾けたりしながら、なるべく残らないように抜いた。

今回はオイル添加剤(スーパーゾイル)を試しに1割ほど入れてみた。

チルトアップしてオイル注入口を上に向け、じょうごを挿してオイルを注いでいく。

だいたい230mlほど入れて、点検窓から確認して適量になった。
次にギアオイル。これも年1回の交換。

見た感じ、そんなに劣化してないみたい。

新しいオイルを入れた後、規定トルクでボルト2箇所を締めて終わり。
3.4Nmって何だか緩そうな感じだけど、これでいいはず。
次に、スタータロープを交換した。

丸2年使って、まだ大丈夫とは思うけど、より安心が得られるなら替えて悪いことはない。

まずはリコイルスタータを取り外した。

ロープを全部引き出した状態で、回り止めに細いペンチを差し込んだ。
テンションが掛からなくしておいて、ロープ両端の結びコブをほどいていった。
古いロープをもう使わないなら、途中でちょん切れば早いけど、今回は予備に取っておくことにした。

「どでかグリップ」側は八の字結びだったが、本体側は止め結び(一重結び)になっていた。

新旧のロープの比較。
強度的には問題ないと思うが、古い方(上)は少し毛羽立ってきている。
新しいロープを通して、両端に八の字結びでコブをつくって完了。
これでさらに安心になった。

さいごにスパークプラグの焼け具合をチェック。

最初から付けているイリジウムプラグ(デンソー IUF14-UB)は、イイ感じの焼け具合。
当面交換は要らなさそう。
ひととおり整備が終わって、あとは出航のタイミングを待つのみ。
ショアサクラと出航、どっちに行くか迷う日々が続きそう。