夜更けのコーヒーの海から
![[港の夜は更けて・・]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2020/11/sbo201121-000.jpg)
今週はこの時期にしては珍しいほどの大雨が降った。
海釣り、特にエギングには大きな影響が出そうで、やっとシーズンインと期待していたヤリイカちゃんが特に心配。

大雨のピークが19日、その翌日、小樽の勝納川もかなり増水していた。
濁りとごみで海はどうなってるか・・。
そんな状況の中、天気の状況がよさそうな土夜の夕食後に積丹方面に出撃。
大雨からまだ2日後、もしかして釣りになんないかもだけど、ダメ元、悪条件の中でのテスト実釣になってもいいやってつもりで・・。
例によってコロナ防止対応もバッチリ準備。
現地の港は釣り人が少なめだけどいる。
ちょっとは釣れてるのかなぁ。
準備してポイントに向かうと、ちょうど戻って来る人がひとり。
ここはぜひお訊きしなければと、気を付けてご挨拶、お声がけ。
・・イカ全然ダメとのこと。
ポイントに着くと、釣り人は投光器を入れてエギングのおひとりだけ。
同じくダメとのことだけど、やってみまーすと離れて釣り座を設置。
今夜はベイトや濁りの状況を見たいので投光器オン。

ごみは少々程度、でもやっぱり水はまだ濁ってる。
コーヒー色まではいかないけど、透明度はかなり悪い。
さて、これくらいの濁りでもイカはいるのか、エギに反応するのか・・釣りスタート。
・・わーっ、やっぱ反応ゼロかぁ~。
光の下にはベイトも、ガヤガヤすらほとんど見えず、しばらくがんばってたお隣さんも去ってぼっちに。

港の向かい側にも釣りグルマや投光器が見えるけど、この状況じゃあ港内どこも同じじゃないかな。
日付が変わって午前1時、エギング出撃中のFさんから小樽某所のマメイカ情報をさっきいただいたので、これしかないと引っ越すことに。
クルマに戻る途中、釣り人二人が入れ替わりで入ってきて、訊かれるまま素直に「釣れないッスよぉ~」。
釣りする前からガッカリさせちゃったかなぁ・・。
小樽に向かう途中、某所のチェックでお立ち寄り。

これは・・見事なコーヒー色だこと!
こんな中でも釣り人が数人いる・・釣れるのか?
私は1投だけ・・マッハで退散。
小樽に着いて、Fさん情報のポイントを見ると・・人はまばら、何だかまったりなふいんき。
う~ん、どーしよっかなぁ。
ちょっと考えて、別ポイントに入ってみることにした。
こっちは予想通り、そして期待通り、誰もいない。
状況からして、ここならきっとマメイカいるはず。
そして1投目、1.8ピンク夜光ラトルから・・いた!

1投目からマメイカキャッチ。
型いいよなぁ。

2投目も連続で触腕キャッチ。
出方はチョイ渋な感じだけど。
ここから広く扇形にポイントローテ、そしてエギローテ。
2号アオアジにいい手応え!

マメイカデカいし、「外掛かり」するとジェット噴射全開で引き倍増、あぁ楽しい!

次は1.8Bのピンク夜光でキャッチ。
マメイカ、数はいる感じなので、渋めでもちゃんとローテすればイイ感じで出てくる。

ここでシャロー投入、1.8夜光コノシロで渋イカ拾い。

最後にホロイワシ、タイムリミットの朝5時を過ぎたけど次途切れたら終了・・3杯キャッチしたところでおしまい。

今回は小樽のマメイカにボーズ回避してもらって感謝。
2時間半で34杯、型もよくて楽しめた。
積丹ヤリは・・今回のポイントは濁り取れて回復までちょっと時間掛かるかも。

マメイカは半分使ってイカたっぷりパエリアに。
濃厚な旨味でパクパク、美味しくいただきました。
(記事公開:2020/12/6)