陽殖園訪問@滝上町

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[陽殖園]
[陽殖園]

実は今回、滝上町の1泊旅行の本題は釣りじゃなくて、「日本一変わっている花園」陽殖園の訪問だったりする。
というわけで、そっちのこともとりあえず、書いておこうかと。

コガマの花
コガマの花

関係ないけど出発前、自宅の水鉢のハスのあとに去年勝手に出てきた植物、今年穂を付けたらコガマだった。

札幌から一路、滝上へ。

SAのガーデン
SAのガーデン

途中、道央道の岩見沢SAにも上野ファーム監修の立派なガーデンが造られていた。
お昼は旭川の「生姜ラーメン みづの」で美味しくいただいたあと、

大雪森のガーデン
大雪森のガーデン

道中にある大雪森のガーデンを訪問。
おととしのガーデンショーの時と較べると、植物もしっかり根付いて落ち着いた感じで、ふいんきもよく楽しめた。

ホテル全景
ホテル全景

今回お世話になる「童話村たきのうえホテル渓谷」に到着。

ホテルロビーの陽殖園コーナー
ホテルロビーの陽殖園コーナー

ロビーの入口正面には、陽殖園コーナーがある。

北の造園遺産認定
北の造園遺産認定

北の造園遺産」認定についても、しっかり紹介されていた。

陽殖園入口
陽殖園入口

さて翌朝、ホテルからだと車ですぐの陽殖園に到着。
毎週日曜朝にある、園主の高橋武市さんによるガイドツアーに夫婦で参加。
お客さんは数人で、天気も悪いしこんなもんかと思ったら、紋別のホテル泊の本州からのご一行もバスで到着し、結果30人近い大盛況。
ここは、一般的な観光地としての知名度はそれほどでもない(失礼!)けど、人気は全国区と聞いている。

園主特別園内ガイド
園主特別園内ガイド

受付の人が別にいるわけではなく、園主自ら対応。
本当に、何から何まで「ひとりで全部」やられていた・・。

この日は雨の予報で、ツアーの始まる頃は何とかもっていたけど、しっかり雨具を着込んでいった。

30人ぐらい?
30人ぐらい?

カサの人もたくさんいたけど・・雨具の用意がなかったらまあ仕方ない。
普通のガーデン感覚で行っても楽しめてしまう、というのもこの陽殖園のすごさかも。
受付で熊よけ鈴を配るガーデン、というのも他にないと思うけど・・。
そういえば途中、特大のオオスズメバチが1匹飛んできたけど、私と妻以外誰も気付かず、逆に騒ぎにならなくてよかった・・。

トンボ池
トンボ池

雨の降りだした中、「トンボ池」では、

トンボ池対岸から解説
トンボ池対岸から解説

高橋園主が池の対岸に回って解説。
経験に基づいた植物の解説や園内各所の造成の話など、とても楽しく飽きさせない。
約1時間半の行程をめぐるうち「これだけのものを本当にひとりで造り上げたのか・・」とあらためて驚く。
高橋さんご自身や庭園そのものの魅力に加えて、このことこそ、この陽殖園が他の庭園にない、人を惹きつける最大の理由なんだろうなと実感。
ちなみに、10月には高橋武市さんのお話が聴ける講演会が札幌である。

さて最後、園内のどこか?で時間切れ、ガイドツアー終了。
園主は「受付が始まるから」と、ひとり入口まで速攻で戻られた。
雨の降りが強くなってきた中、取り残される形になったガイド参加者たち。
「あれ、帰りはどっち?」ということになった。

何せ迷路のような広い園内、初めての人には全体も、今いる場所も把握は難しい。
落ち着いて渡されたマップを見れば問題ないんだけど、こっちは急ぐアレもないし、だまってみなさんの「出口探し」に乗っかった。

入口に戻れない?
入口に戻れない?

ちょっと迷ったけど、「こっちだ!」と何とか出られた。

入口に戻ってきた
入口に戻ってきた

これも最後に楽しんでもらう演出だった?のかも。
天気だけが残念だったけど、私自身、とても楽しませてもらった。

雨の中、帰り支度
雨の中、帰り支度

ガイドツアーが終わって、さらに激しくなる雨の中、札幌まで安全運転。
帰りの昼食も旭川ラーメン、「らーめんや天金」で美味しくいただきました。

Posted by ごンた