当たるもマイカ、当たらぬもアオリ・・
![[元灯台暮らし]](https://gontaxx.sakura.ne.jp/blossom/wp-content/uploads/2024/10/atm241008-000.jpg)
10月は北海道(札幌近郊)で釣れるイカが岸から全部狙えるおいしい月。
マメイカとアオリイカは先月からサイズアップして、秋ヤリイカも例年中旬頃から始まる。
そしてマイカ(スルメイカ)は今年の夏さんざんだったんでリベンジでぼちぼち行っときたい。
最近ちょこちょこ聞こえてくるショアマイカ情報、いい感じで釣れたとか、かと思えば全然ダメだった・・とかさまざま。
そもそもマイカは昼間沖にいて夜に一部が岸寄りする、それを狙う釣りなんでギャンブル性が高い。
今回の平日休みが波風いけそうなんでいっちょ運だめし、当たるも八卦・・で昼アオリとセットで夜マイカ狙いに行ってみた。

午前中に札幌を出て、ランチはじぇんとるめんさんの醤油らーめんで。
これで釣り前の腹ごしらえはバッチリ。

まずは日中アオリ探索から。
某港内は釣り人ガラガラ、向かい風で波立ってる。
エギを追っ掛けてくるのはアレばっかり・・。

一応アオリ実績のある外海側はけっこうな風波でもちろん無人。
風がめっちゃ強くて今夜大丈夫かな・・とちょっと心配になる。

そして「キタッ!?」と0.2秒だけ勘違いさせてくれるフグさん・・。
ここはアオリの姿なし、移動。

次もアオリ実績ポイント、風裏になっててさっきよりずっとおだやか。

・・ここもアオリは見えず。

次も港内側で実績があるポイント。
外海側のここ、すごくふいんきあるんだけどなぁ。

今日はどこもフグがうじゃうじゃ。
結局1杯も姿見ずで昼の部のアオリ探索は成果なく終了・・。
そして夜の部、ちょっと早めにマイカギャンブルの会場に向かった。

明るいうちにベストポジションを確保!したけど腰を据える前にエギをキャストして潮流れのチェック。
潮が速すぎたら自分には対応無理、今日は多少流れあるけどこの程度なら大丈夫かな。
今夜はまずここでやってみよっと。
エサ巻きエギとかウキ釣りの人がポツポツ、並びに入ってきた。
暮れるのを待ちながらエサを巻いたりして準備。

今日の日没は17時過ぎ、秋のショアマイカはスタートが早くて助かる。

17時半、漁り火が5つ点灯。
沖には群れがいるってことで、岸からも期待が高まる・・。
でも岸から釣れるのはちゃんと真っ暗になってから・・ぢっとガマン。

かなり暮れてきて、もう釣り始めた人もいるけどまだ早い。
この暮れ具合だと18時スタートだな・・と悠々と構えてたら18時1分前に隣のウキ師が1杯キャッチ!
おっと!もう来た?
それじゃあと自分もエサ巻きエギをキャスト!
中間あたりまで引いてきたところでロッドがグィッとおじぎ・・乗った!
これはなかなかの手応え!

1投目から良型のマイカをキャッチ!
いきなりマイカの群れが来襲、白邪道で駆け付け4杯迎撃!した。
今夜のギャンブルは「当たり」でいきなりフィーバー突入、こういう活性高いときに色々ローテして試したい。

まず3.5号ティップランエギのエサ巻きにチェンジ、やや深めダナでも反応あってデカいのキャッチ。

次は邪道3号のキビナゴ巻き。

ティップランナーチビのエサ巻き・・けっきょくなんでも反応するじゃん!
これならエサなしエギでもいけるはず。

エギ王K3.5号ホロマイワシを強めにジャーク&ステイでグィーンとヒット!

今夜はドロッパーでナオリー1.8Sを付けてみたけど・・これにもヒット!

次は手応えハンパない・・たぶんダブルだったけど手前で1杯外れちゃった。
エサなしでも反応良好、満足してエサ巻きに戻した。
ところが1時間弱でフィーバータイム終了、一気に渋くなった・・。

沈黙タイムが30分以上続いたあと赤邪道にヒット。
またパラッと釣れたあと止まった・・。

20時台は周りも含めてたまーにポツポツ程度になっちゃった。
もう帰る人と、この時間から入ってくる人、だんだん入れ替わってきた。
自分も21時半上がりに決めて時間まで悪あがき。

深ダナのテーラー曳きで1杯追加。

ラストは邪道シルバーのキビナゴ2匹巻きでキャッチ、これでタイムアップ。

合計21杯の平均は130g、うち100g未満の小型は4杯で最小55g、Maxは192gだった。
トータル約2.7キロで大満足。
時間帯別のキャッチ数
18時台:14杯 19時台:4杯
20時台:1杯 21時台:2杯
ペース(釣れ始め~釣り終了):約10分に1杯

今回はご近所さん3軒におすそ分け、わが家は一夜干しストックと塩辛、そして久しぶりのいかめしを妻に作ってもらって美味しくいただきました。